つぐつぐ 金継ぎセット つぐキット 金銀 口コミ評判まとめ!初心者でも本格金継ぎはできる?
お気に入りの食器が割れたとき、「捨てるしかないかな…」と思ったことはありませんか?
私もずっとそうでした。作家さんから買った湯呑、母からもらった大皿、旅先で見つけた小鉢。どれも思い出が詰まっていて、欠けたまま食器棚の奥にしまい込んでいたんです。
そんなときに出会ったのが、金継ぎ専門工房「つぐつぐ」が作ったつぐキット 金銀でした。
「本当に初心者でもできるの?」「値段に見合う価値はあるの?」そんな疑問を持っている方のために、実際に購入した方々の口コミを徹底的に調べてみました。
そもそも「つぐつぐ 金継ぎキット」ってどんな商品?
つぐつぐは、月に約100個もの金継ぎ修理を手がけている金継ぎ専門工房。テレビやメディアにも多数出演していて、金継ぎ業界ではかなり有名なお店です。
このキットの最大の特徴は、本漆・本金粉を使った「本格的な伝統金継ぎ」が自宅でできること。合成接着剤や新うるしは一切使っていません。室町時代から受け継がれてきた、正真正銘の金継ぎです。
セット内容はこんな感じです:
- 生漆 30g
- 木粉・砥粉(各約8ml)
- 黒粉・弁柄粉(各約3ml)
- 筆、へら、竹へら、さじ
- パレット、スポイト
- 耐水・サンドペーパー
- 金粉 0.1g、銀粉 0.2g
- 真綿 2つ
- マスキングテープ、ゴム手袋
- オールカラー手順書
金粉と銀粉の両方がセットになっているのがポイント。器の色味に合わせて、ゴールドかシルバーか選べるんですよね。これ、地味にありがたい。
価格は10,548円(税込・送料無料)。楽天での評価は4.59/5とかなり高評価です。
良い口コミ:購入者が「買ってよかった」と感じたポイント
① 必要なものが全部揃っている
口コミで一番多かったのがこの声。
「必要なものは全て入っていて、説明書もわかりやすく丁寧で、初めてでしたが、楽しく、そこそこ満足いく程度にできました。金継ぎ、ハマりそうです。」
「金継ぎに必要な道具が揃っていること、コンパクトに収納できること、追加用の材料の取り扱いがあることなどが決め手になりました。」
金継ぎって、自分で材料を揃えようとすると意外と大変なんです。漆はどこで買えばいいの?金粉はどのくらい必要?そういう迷いが一切なくなるのは、初心者にとってかなり大きなメリットだと思います。
② YouTube動画がとにかくわかりやすい
このキットには紙の手順書だけでなく、YouTubeの動画解説がついています。これがめちゃくちゃ評判いい。
「動画は、完璧な手順というよりも、初心者が初めてやってみたらこうなるかもしれない、的に進められていて、ハードルを低くしてくれています。」
「金継ぎの工程は何段階かあるので自分にできるのかが心配でしたが、Youtube動画で分かりやすく説明されててすぐに取り掛かることができました。」
説明書だと伝わりにくい「漆の練り具合」や「塗り方のコツ」が、動画だと一目瞭然。ここは本当にありがたいポイントですよね。

③ 本物の漆と金粉を使う満足感
合成素材ではなく、天然の本漆と本金粉を使うという点に惹かれて購入する方が多いようです。
「本格的な本物の漆と金銀というのがポイント高いです。良い買い物をしたと思います。」
「少し前に、練習にと、なんちゃって金継ぎ(樹脂接着)もしたことあるのですが、本物ならではの難しさ込みで、こちらの方が圧倒的に楽しかったです!」
食品衛生法にも適合しているので、修理した食器でそのまま食事に使えるのも安心ですね。
④ プレゼントとしても喜ばれる
パッケージがおしゃれでコンパクトなので、贈り物として購入される方もいらっしゃいます。海外の方へのプレゼントとしても人気があるようで。
「お世話になった陶芸が趣味のポーランドの同僚へのプレゼントとして購入しました。」
「とても高級感のあるパッケージなのでプレゼントなどにも良さそうです。」
日本語と英語の説明書が入っているので、海外の方でも使えるのがいいですよね。サステナブルな日本文化として、金継ぎは世界的にも注目されているので、外国人の友人へのギフトとしてはかなり気が利いている。
⑤ サポート体制が手厚い
金継ぎ専門工房ならではの強みとして、わからないことをメールで相談できるという声もありました。
「途中わからないことやうまくいかなかった際のリカバリー方法などをメールで何度か問い合わせしたところ、迅速に的確な回答をいただけ満足しています。」
市販のキットを買って一人で黙々とやるのと、専門家に質問できる環境があるのとでは、安心感が全然違います。インスタライブで質問できる機会もあるそうです。
気になる口コミ:購入前に知っておきたいこと
高評価が多い商品ですが、いくつか知っておいたほうがいいポイントもあります。正直に書きますね。
① 時間と根気が必要
金継ぎは「今日やって明日完成」というものではありません。全5工程あり、各工程で乾燥時間が必要。トータルで2〜3週間はかかります。
「工程がとても多く乾かす時間も必要なため、時間に余裕のある時にじっくり取り組むのが良いと思います。」
「週末にちょちょっとやろう」くらいの気持ちだと、途中で挫折しちゃうかも。ゆったりした気持ちで取り組むのがコツみたいです。
② 自分で用意するものもある
キットだけで完結するわけではなく、食用油、小麦粉、エタノールなどは自分で用意する必要があります。
「自分で用意しないといけないものが結構あるので『この1箱で金継ぎができる』という訳ではなく。」
ただ、必要なものは一般家庭にあるものがほとんどなので、わざわざ買いに行く必要はあまりないと思います。
③ 漆かぶれに注意
本物の漆を使うので、体質によっては漆かぶれが起きることがあります。
「重度の漆かぶれでひと月ほど大変な思いをしました。全身に発現し、ピーク時は痒みで眠れないほどでした。」
付属のゴム手袋は必ず使用して、肌に漆がつかないよう注意してください。心配な方は、腕の内側に少量の漆をつけてパッチテストをしてから始めるのが安全です。
④ 難易度の高い器だと苦戦する
小さな欠けの修理は比較的簡単ですが、粉々に割れた器の復元は初心者にはかなり難しいようです。
「いきなり難易度の高い金継ぎをしたため、結果的にはうまく金継ぎはできませんでした。」
最初は小さな欠けの修復から始めて、徐々にレベルアップしていくのがおすすめです。

他の金継ぎキットとの比較
「金継ぎキットって他にもあるけど、つぐつぐのは何が違うの?」という疑問もあると思うので、主要な金継ぎキットと比較してみました。
| 比較項目 | つぐつぐ つぐキット金銀 | 一般的な金継ぎキット |
| 使用素材 | 本漆・本金粉(天然素材のみ) | 合成接着剤・新うるしが多い |
| 食品衛生法 | 適合 | 非対応のものも多い |
| 動画サポート | YouTube詳細解説あり | 説明書のみの場合が多い |
| 問い合わせ対応 | メール・インスタライブで対応 | 基本なし |
| 仕上げの選択肢 | 金・銀の両方付属 | 金のみが多い |
| 追加材料の購入 | 同ショップで購入可能 | 別途探す必要あり |
価格だけ見ると「ちょっと高いかな?」と思うかもしれません。でも、本漆と本金粉を使った本格的な金継ぎキットとしては、むしろ良心的な価格設定だと思います。合成素材のキットは安いですが、食器に使えなかったり、経年で劣化したりするので、長い目で見るとコスパはこちらのほうが上かなと。
金継ぎにハマる人が続出!?
口コミを読んでいて面白かったのが、「金継ぎにハマった」という声がけっこう多いこと。
「ハマりにハマりまくっています。今ではハマりすぎて、どうやったら上手く割れるか?と割り方まで考えるぐらいになってしまいました。知り合いにも紹介したら、これ沼に入ってしまったと言っていました笑」
「沼」って表現が最高ですよね(笑)。でも気持ちはわかる気がします。壊れたものを自分の手で蘇らせる達成感って、他ではなかなか味わえないものだと思うんです。
ある方は、亡きご両親の愛用品を金継ぎで蘇らせたいと練習を重ねていたり、陶芸教室で作ったマグカップを何週間もかけて修復したり。一つ一つのレビューに、器への愛情とストーリーが詰まっていて、読んでいてじんわりきました。
つぐつぐ 金継ぎキットをおすすめする人・しない人
おすすめする人
- お気に入りの食器が割れたり欠けたりして、捨てられずにいる人
- 本物の漆と金粉を使った本格的な金継ぎをやってみたい人
- 動画を見ながらじっくり作業するのが好きな人
- 海外の方や陶芸好きの方へのプレゼントを探している人
- 金継ぎ検定に興味がある人
おすすめしない人
- すぐに結果が欲しい人(最低でも2〜3週間はかかります)
- 漆に対してアレルギーがある人
- とりあえず見た目だけ直ればいい人(簡易補修キットのほうが向いています)
購入前に知っておきたいQ&A
Q. 何個くらいの器を修理できますか?
金粉・銀粉の量で見ると、小さな欠け修理なら数個は対応できます。生漆は30gとたっぷり入っているので、漆はかなり余ります。金粉が足りなくなったら、同ショップで追加購入もできますよ。
Q. 生漆の消費期限はありますか?
約1年を目安に使い切ることが推奨されています。期限を過ぎると乾きが遅くなるそうなので、夏場は冷蔵庫保管がおすすめです。購入者の方も「生漆は夏の暑い時期は冷蔵庫保管をおすすめします」とアドバイスされていました。
Q. 湿度管理が難しいと聞きましたが?
漆は湿度が高い環境で乾くという特性があり、70〜80%の湿度が理想的です。冬場は段ボール箱に濡れタオルを入れて簡易的な「漆風呂」を作って対応する方が多いです。梅雨の時期が実は金継ぎに最適なシーズンだったりします。
Q. まったくの初心者でも大丈夫?
大丈夫です。30年以上漆芸に携わる柴田克哉先生が監修した手順書と動画があるので、一人でも進められます。ただし最初は小さな欠けの修理から始めることをおすすめします。
まとめ:割れた器に「第二の命」を
つぐつぐの金継ぎキットは、正直、お手軽さを求める人には向いていません。時間もかかるし、工程も多い。でも、だからこそ完成したときの喜びは格別です。
口コミを通して感じたのは、このキットが単なる「修理道具」ではないということ。お気に入りの器への愛着、ものを大切にする心、そして日本の伝統技術への敬意。そういうものが、この小さな箱の中に詰まっている気がしました。
割れた器を捨てずに取っておいたあなた。そろそろ、その器に第二の命を吹き込んでみませんか?
金色の継ぎ目が、きっと新しい愛着を生んでくれるはずです。