GEEKOM A6 ミニPC、買って正解だったのか?購入者のリアルな声をまとめてみた
パソコンの買い替えって、めちゃくちゃ悩みますよね。特に最近はミニPCっていう選択肢が出てきて、「本当にこんな小さいので大丈夫なの?」って不安になる人も多いはず。
私もそうでした。正直、手のひらサイズのPCなんて、おもちゃみたいなもんじゃないの?って半信半疑で。でも気になって調べまくった結果、GEEKOM A6にたどり着いたんです。
AMD Ryzen 7 6800Hっていう、ノートPC向けのハイエンドCPUを載せてて、メモリもストレージも拡張できる。しかも価格が同スペックのノートPCの半額くらい。
…怪しくない?って思いますよね。私も思いました。
というわけで、実際に使っている人たちの口コミを片っ端から調べて、良いところも悪いところも包み隠さずまとめてみました。購入を迷っている方の参考になれば幸いです。
まず驚くのが「小ささ」。想像の3割は小さい
購入者の感想で一番多かったのが、「思ったより小さい」というコメント。これ、ほぼ全員言ってます。
実際のサイズは112mm×112mm×38mm。数字で見てもピンとこないと思うんですが、ティッシュ箱を半分に切って、さらに高さを2/3にしたくらい、と表現している方がいて、それが一番わかりやすかったです。
ある購入者さんはこう書いています。
「初めて観た感想は、小さい。とにかく小さい。ノートパソコンの基盤を切って重ねればこの大きさになるのかなあと思いつつ、排熱の問題とかあるし、入出力端子も多いし、感心させられました」
VESAマウントが付属しているので、モニターの裏に取り付けている人も結構います。こうするとデスクの上にはモニターとキーボード・マウスだけ。以前タワー型やノートPCを使っていた人からすると、机の上が劇的にスッキリするようです。

動作は「サクサク」。普段使いなら文句なし
Ryzen 7 6800Hは8コア16スレッド、最大4.7GHz。これ、数年前のゲーミングノートに載ってたクラスのCPUです。
普段使い——ネット閲覧、YouTube、Excel、Wordあたりなら完全にオーバースペックと言ってもいいレベル。複数ブラウザでタブを大量に開きつつ、バックグラウンドで動画流しても全然平気、という声が目立ちます。
「ブラウザ3種類を同時に立ち上げてタブをいくつも出しまくってワードで作業、と同時にYoutubeで音楽を流す……などしたくらいでは今のところ不具合なく、発熱もなく静かに動いています」
Windows 10のサポート終了に合わせて買い替えた人も多くて、古いPCからの乗り換え組は「世界が変わった」くらいの感動を味わっているみたいです。
「おおよそ10年間使用していたPCからの乗り換えです。とても快適にサクサク動きます。前のPCではカクカク動いていたマインクラフトもぬるぬる動きます」
ゲームはどこまでいける?軽〜中量級なら快適
ミニPCでゲーム?って思うかもしれませんが、Radeon 680Mの内蔵GPUが意外と健闘しています。
Roblox、マインクラフト、軽めのSteamゲームあたりは問題なく動作するという報告が多数。ある方は「Steamのスローンアンドリバティーをダウンロードしてゲームをスタートしたら、快適に動作することが確認できました」と書いていました。
さらに驚いたのがこの口コミ。
「私が試した2023年に発売されたAAAタイトルと呼ばれるゲーム内設定を各種低~中で分けて行いFULL HD、50~60FPS前後で快適にプレイ出来た事です」
AAAタイトルが設定次第で遊べるって、ミニPCとしてはかなり頑張ってると思います。もちろんゴリゴリの最新ゲームを最高画質で、というのは無理ですが、「たまにゲームもできたらいいな」くらいの人には十分すぎる性能。
ちなみにUSB4ポート搭載なので、外付けGPU(eGPU)を繋げばさらに上を目指すことも理論上は可能です。
ファンの音は?——「静か」派と「気になる」派で分かれる
ここは正直に書くと、評価が分かれるポイントです。
普段使いやネット閲覧程度なら「ほとんど聞こえない」「図書館レベル」という声が大半。IceBlast 2.0という冷却システムのおかげか、低負荷時はかなり静かです。
ただし、重めの作業やゲーム時にはファンが回り始めて、それが気になるという人もちらほら。
「負荷時のファンの音が思ったより大きかった」
一方で、BIOSからファンモードを「Quiet」に切り替えたり、ファンコントロールをマニュアルで調整して解決した、という上級者の声もあります。
「BIOSでQuietに設定しファンコントロールをマニュアル設定にて温度が比較的低い時には10~30%くらいに設定したところ、非常に静かなパソコンになりました」
深夜に静かな部屋で使う場合は、電源モードを「最適な電力効率」に変更するのも効果的みたいです。普段使いなら性能的にも問題なく、ファン音がかなり落ち着くとのこと。
初期設定の「罠」——キーボードの@問題
これ、かなり多くの人が引っかかってます。初期設定時にキーボードレイアウトが英語になっていて、@マークが打てないという問題。
Microsoftアカウントの設定でメールアドレスを入力するときに、@が出なくてパニックになる人が続出しているようです。
解決策は簡単で、Shift + 2で@が打てます。設定完了後にWindowsの設定からキーボードレイアウトを日本語に変更すれば、あとは普通に使えます。
これ、正直メーカー側で最初から日本語レイアウトにしておいてくれれば…とは思いますが、まあ海外メーカーあるあるですね。知っていれば30秒で解決する話なので、これから買う人は覚えておいてください。
電源プラグ問題は改善済み!
過去のレビューでよく指摘されていた「電源プラグが3ピン(海外仕様)で、日本の家庭用コンセントにそのまま刺さらない」という問題。
これ、最近のロットでは2ピン(日本仕様)に改善されているようです。
「電源プラグが3Pという情報でしたが、届いたものは2Pでした。日本仕様に改善されたようです。地道に改善を進める姿勢は好感が持てます」
ただし、時期によってはまだ3ピンの在庫が届く可能性もゼロではないので、念のため変換アダプタを用意しておくと安心かもしれません。万が一3ピンが届いた場合、問い合わせれば変換アダプタの代金を負担してくれるという報告もありました。
唯一の「不具合」?シャットダウン後の再起動問題
口コミの中で複数の方が報告しているのが、シャットダウンしたはずなのに再起動してしまうという現象。
「ただ1点、ほかの方のレビューにもあるように、Windowsをシャットダウンしても再起動してしまう点はマイナスイメージにしかならないので早めに対応してほしいですね(再起動後のシャットダウンは問題なく行われるので)」
ただ、全員に起きているわけではなく、一部の個体やWindows Updateのタイミングで発生しているようです。電源ケーブルを抜いて放置したら直った、という方もいました。気になるポイントではありますが、致命的な問題ではなさそうです。
拡張性とインターフェースが優秀
ミニPCって接続端子が少ないイメージがありますが、GEEKOM A6はポートがかなり充実しています。
- USB 3.2 Gen2 Type-A × 3
- USB 4 Type-C × 2(うち1つはDP 1.4対応のUSB 3.2)
- HDMI 2.0 × 2
- 2.5G RJ45 LANポート
- SDカードスロット
- ヘッドフォンジャック
特にSDカードスロットは地味にありがたいという声が多いです。カメラのデータ取り込みとか、ドラレコのデータ確認とか、意外と使う場面がある。
USB4搭載も大きなポイントで、40Gbpsの高速転送に加えて外付けGPUの接続も可能。将来的な拡張性を考えると、かなり心強い仕様です。
メモリは最大128GBまで、SSDも最大6TBまで拡張可能。購入時の16GB/1TBでも十分ですが、後から増設できるのは長く使う上で安心材料になります。

他のミニPCと比べてどうなの?
同価格帯・同スペック帯のミニPCと簡単に比較してみました。
| 項目 | GEEKOM A6 | 他社ミニPC(同価格帯) |
| CPU | Ryzen 7 6800H | Ryzen 5 5600Hが多い |
| メモリ方式 | DDR5(交換・拡張可能) | LPDDR5(溶接式・交換不可が多い) |
| 映像出力 | 最大4画面・8K対応 | 2~3画面が一般的 |
| USB4 | 搭載(eGPU対応) | 非搭載が多い |
| 保証期間 | 3年(レビューで5年延長も) | 1年が一般的 |
| SDカードスロット | あり | なしが多い |
特にメモリがDDR5の交換可能タイプというのは大きなアドバンテージ。他社の安いミニPCだとLPDDRが基板に直接溶接されていて、後から増設も交換もできない製品が結構あります。長く使うことを考えると、この差は無視できません。
OSライセンスは正規品?——気になる点を検証
中華系PCでたまに問題になるのが、Windowsのライセンス。ボリュームライセンス(VL版)が入っていて、後から無効化されるケースが過去に報告されているメーカーもあります。
この点についても、実際に確認した方がいました。
「購入後に実際に確認したところ(コマンドプロンプトで『slmgr/dli』と入力すればわかります)ちゃんとOEM版(多くのメーカーが個人向けPCに用いている正規ライセンス)でしたので問題ありませんでした」
Windows 11 Proがプリインストールされていて、さらにLinuxやUbuntuとのデュアルブート環境を構築して楽しんでいる上級者もいます。Proエディションなのでリモートデスクトップのホストにもなれるし、用途の幅が広がりますね。
Wi-Fiの速度はやや注意が必要
Wi-Fi 6Eに対応しているものの、Wi-Fi速度がやや遅いという指摘がいくつかあります。
あるユーザーは最初にWi-Fiのスピードテストをしたところ「ガッカリな結果」だったそうですが、LANケーブルを直接挿したら改善したとのこと。2.5G LANポートが搭載されているので、有線接続できる環境ならそちらを使うのが確実です。
別の方は「wifiは(不満ですが)200Mくらいは出ます」と書いていて、普通に使う分には問題ない速度ではあるものの、光回線の速度をフルに活かしたい人には物足りないかもしれません。ルーターとの相性や設置場所にもよるので、一概にA6の問題とは言い切れませんが、頭に入れておくといいポイントです。
こんな人におすすめ・おすすめしない
おすすめな人:
- Windows 10からの買い替えで、コスパの良いPCを探している
- 在宅勤務やオフィスワークがメインで、たまに動画編集や軽いゲームもしたい
- デスク周りをスッキリさせたい
- 帰省時や出張先に持っていけるサブPCが欲しい
- 将来的にメモリやストレージを増設する可能性がある
おすすめしない人:
- 最新AAAゲームを最高画質で楽しみたいガチゲーマー
- 4K動画の本格的な編集を毎日行うクリエイター
- Wi-Fiの速度を最大限引き出したい(有線接続できない環境の)人
保証とサポート——ここは安心ポイント
GEEKOMは3年間のメーカー保証が標準で付いています。ミニPCメーカーでは1年保証が一般的なので、これはかなり手厚い。さらにレビュー投稿で5年に延長できるキャンペーンもやっているようです。
「レビュー記入で5年に保証延長が最高ですね」
日本語でのサポートも対応しているようで、問い合わせにはすぐに返事が来た、という声もあります。海外メーカーだとサポートが心配…という方にとっては、安心材料になるのではないでしょうか。
結局、買いなのか?
口コミを全体的に見ると、満足している人が圧倒的に多い印象です。「コスパ最高」「サクサク動く」「こんな小さいのに」というポジティブな感想が大半を占めています。
不満点として挙がっているのは、シャットダウン後の再起動問題、ファン音(高負荷時)、Wi-Fi速度あたりですが、どれも致命的なものではなく、対処法も見つかっています。
セール時にはクーポンで6万円台で買えたという報告もあり、そのタイミングで買えた人はかなりラッキーだったようです。定価の129,900円でも同スペックのノートPCと比べれば十分に安いですが、セールやクーポンを狙うとさらにお得に手に入ります。
小さくて、速くて、拡張性もある。3年保証で安心感もある。初めてのミニPCとしても、メインPCの買い替え先としても、かなり有力な選択肢だと思います。
気になっている方は、次のセールを要チェックですよ。