「リビングが片付かない」を終わらせた収納棚、フラップチェストのリアルな話
リビングに物があふれて、来客のたびに慌てて隠す。子どもの教科書、推しの雑誌、書類の山。「見せたくないけど、すぐ取り出したい」——このジレンマ、わかる人にはわかると思う。
散々ネットで収納家具を探し回って、最終的にたどり着いたのがぼん家具のフラップチェスト LCTHM0820だった。正直、1万円ちょっとの棚にそこまで期待してなかった。でも実際に届いて使ってみたら、想像以上だったので記録しておく。
そもそも何がそんなに良いのか
フラップ扉の棚って、見た目はオシャレだけど値段がけっこうする。2万、3万は普通。でもこの棚は約1万円で手に入る。「安かろう悪かろう」を覚悟して買った人も多いみたいだけど、実物を見ると印象が変わる。
まず奥行きが約45.7cmあるのがデカい。これ、A4ファイルはもちろん、アルバムやレコード、ちょっと大きめのバッグまで余裕で入る。フラップ扉を閉めれば中身が全く見えないから、ごちゃごちゃした生活感が一瞬で消える。
あと、フラップ扉の前面に雑誌や推しの写真を飾れるのが地味にうれしい。カフェっぽい雰囲気が出るし、来客時に「おしゃれだね」って言われる確率が上がる。

組み立ては正直どうなの?ここが一番気になるところ
ぶっちゃけ、組み立て家具が苦手な人にとってはここが最大の壁だと思う。購入者の声を見ていくと、組み立てにかかる時間はバラバラ。
- 慣れてる人+電動ドライバー → 30分〜1時間
- 初心者・女性一人 → 1時間半〜2時間
- 完全初心者・手動ドライバーのみ → 2〜3時間
共通して言われているのが、「電動ドライバーはあった方がいい」ということ。ネジの数がけっこう多くて、手動だと腕がパンパンになるらしい。
「50代女性でフンフンと鼻歌交じり1時間半くらいでした。でも電動ドライバーは絶対必要です」という声もあれば、「女二人で組み立てました。ねじ穴開けといてくれよ〜ってちょっと手が疲れましたが大きな問題なく組み立てられました。ハンマーはなかったので酒瓶で代用出来ました」なんていう猛者もいる。
ちなみに完成品での購入も選べる。組み立てに自信がない人は最初から完成品を頼んだ方がストレスフリー。「お金かけてでも組み立て品を頼んで正解でした!部品多いし1人でできる気がしなかったです」と完成品を選んだ人はかなり満足してる様子。
説明書がちょっと不親切?
これはわりと多くの人が指摘してるポイント。図が小さい、パーツの向きがわかりにくい、ネジの種類が似ていて混乱する、と。
「説明書は一番分かりずらかったです(笑)一枚でまとめて書いているので、図が小さくて向きがよく見ないと間違えちゃう感じでした」
「ネジ(各種類個包装)が色々あり、わかりづらかったので、袋にA〜Eまで表記してくれたらもっと良かった。間違えないように自分で作業前に書き込みました」
対策としては、組み立て前にネジを種類ごとに分けてラベルを貼っておくこと。あと説明書は一度最後まで目を通してから作業開始した方がスムーズにいく。
収納力は「想像以上」が合言葉
これ、ほぼ全員が言ってる。「思ったより大きい」「想像以上に入る」。具体的にどれくらい入るかというと——
- A4ファイル、フォトアルバムが余裕で立てて並ぶ
- レコードや大判のツアーパンフレットもすっきり
- 文庫本なら前後2列に並べられるほどの奥行き
- ノートパソコンとプリンターが入ったという強者も
- ペットボトルのミネラルウォーターをがっつり詰め込んでも耐えた
「A4サイズのスクラップブックが80冊入りました」という70歳の方のレビューが印象的。以前使っていた背の高い本棚は地震のたびに倒れそうで怖かったけど、この低めの棚にしたことで圧迫感もなくなり安心できるようになったそう。
実はこれ、けっこう大事なポイント。高さ約90cmのロータイプだから、地震対策としても優秀。転倒防止金具も付いてくる。最近地震が多いから、この安心感はバカにできない。
カラー4色、どれを選ぶ?
ホワイト・オーク・ウォールナット・ブラックの4色展開。どれが人気かというと、部屋の雰囲気次第で全部それぞれ支持されてる。
| カラー | 特徴 | こんな人向き |
| ホワイト | 木目入りの落ち着いた白。真っ白ではない | 北欧・韓国インテリア好き |
| ウォールナット | やや濃いめのブラウン。重厚感あり | シック・モダンな部屋づくり |
| ブラック | ツヤなしマットな黒。高級感 | インダストリアル・男前インテリア |
「白と迷ったけどウォールナットにしてよかった!」という声や、「ブラックにしたら部屋全体が落ち着いて見える」という声も。色選びは部屋の床や他の家具との相性で決めるのが正解。
推し活・趣味の収納に使ってる人が多い
最近のレビューで目立つのが「推し活」目的での購入。推しが表紙の雑誌を飾りたい、グッズを見せつつ収納したい、というニーズにドンピシャなんだと思う。
「推しが表紙の雑誌を飾りたいと思い購入しました。見た目がおしゃれで満足しています!」
「ディスプレイラックにお気に入りの雑誌やフェイクブックを飾るとさらにオシャレで可愛く見えます!見た目より収納も大きくて使いやすいです!」
推し棚として使うなら、フラップ扉の表面にポスターや雑誌を飾って、中にはグッズやアルバムを収納するという使い方が定番。扉を閉めればスッキリ、開ければ推しワールド全開。このメリハリがいい。
他の収納棚と比べてどうなのか
同じ価格帯のフラップ式収納棚と比較してみた。
| 項目 | ぼん家具 LCTHM0820 | 一般的なカラーボックス扉付き |
| 価格帯 | 約10,000円 | 3,000〜6,000円 |
| 奥行き | 約45.7cm(大容量) | 約29〜35cm |
| ディスプレイ機能 | フラップ扉で雑誌を飾れる | なし(ただの扉) |
カラーボックスは安いけど、奥行きが浅いからA4ファイルがはみ出たり、見た目がどうしても「カラーボックスです」感が出る。その点、フラップチェストは「飾る」と「隠す」が同時にできるのが決定的な違い。数千円の差で生活の質がけっこう変わる。

気になるデメリットも正直に書いておく
良いことばかり書いても嘘くさいので、実際に購入者が感じた不満点もまとめておく。
1. 板に小キズや凹みがあることがある
「角の凹みと傷がやはりありました。形も大きさも良いですが、運搬の問題かとは思いますが傷が残念です」
これは配送中のダメージが原因のケースが多い。ただ、ショップの対応は早いようで、問い合わせれば交換対応してもらえる。気になる人は開封時にすぐチェックしておくのがベスト。
2. ネジ穴が開いてない箇所がある
「ネジ穴が空いていない箇所があって不安になりましたが、なんとかできました」
これは仕様のようで不具合ではないらしい。キリで下穴を開けてからネジを締めれば問題ない。電動ドライバーがあればなおスムーズ。
3. 完成後はかなり重い
約24kgあるので、完成してから移動させるのはかなりキツい。組み立ては最初から設置場所の近くでやるのが鉄則。途中で「やっぱりあっちに置こう」は通用しない。
4. フラップ扉の開閉音
「いちいち蓋を開け閉めするのは面倒なのと結構バタバタうるさい」という声も。頻繁に出し入れする棚は扉を外して使うという手もある。扉は後付けできるタイプなので、使い分けが可能。
リピーター率が高いのも納得
レビューを読んでいて気づくのが、リピート購入している人がかなり多いこと。
「リピートで2台目購入して、上段に繋げました。快適に使用できています」
「2回目の購入です。思ってたよりはしっかりしていますし、大容量でした」
「色合いも大きさもちょうど良く、部屋にしっくりマッチして気に入っています。追加して購入して良かった」
1台使ってみて気に入って、もう1台追加する。横に並べたり、縦に重ねたりして拡張できるのもこの棚の強み。シリーズ累計84,000台以上売れてるのは伊達じゃない。
結局、どんな人に向いてるのか
ここまで読んで「自分に合うかな」と思ってる人のために整理しておく。
買って満足する人:
- リビングの生活感をなんとかしたい人
- 推し活グッズを飾りつつ収納したい人
- A4ファイルやアルバムなど大きめの物を収納したい人
- 子どもの教科書・ランドセル置き場がほしい人
- 地震が怖くて背の高い本棚を置きたくない人
- 1万円前後でおしゃれな収納がほしい人
ちょっと考えた方がいい人:
- 組み立てが本当に苦手で完成品の追加料金も出したくない人
- 頻繁に中身を出し入れするから扉が面倒に感じそうな人
- 設置スペースの奥行きが45cm確保できない人
買う前に確認しておきたいこと
最後に、購入前のチェックポイントをまとめておく。
- 設置場所のサイズを測る:幅85×奥行45.7×高さ90cm。特に奥行きは要注意
- 電動ドライバーの準備:組み立て品を選ぶなら必須レベル
- 組み立て場所の確保:設置場所の近くで作業すること。完成後は重くて動かせない
- 完成品か組み立て品か:予算に余裕があるなら完成品がラク
- 2人での作業推奨:1人でもできるけど、2人の方が圧倒的に早い
価格、デザイン、収納力。この3つのバランスで考えたら、1万円台のフラップ式収納棚としてはかなり優秀だと思う。「安いから不安」って気持ちはわかるけど、実際に買った人たちの声を見る限り、「お値段以上」という感想が圧倒的に多い。
リビングの散らかりにストレスを感じてるなら、試してみる価値はあると思う。