リッキーズ 栃木レザー iPhone手帳型ケース、買って正解だったのか?使い込んだ人たちのリアルな声
スマホケースって、消耗品だと思ってた。
だいたい半年もすれば角がボロボロになって、1年持てばいい方。合皮の手帳型なんて、夏場にベタベタしてきて見た目も最悪になる。
「もうちょっとマシなケース、ないのかな」
そう思って検索してたどり着いたのが、リッキーズ(Ricky's)のiPhone手帳型ケース。栃木レザーの本革で、しかもカスタマイズができるらしい。価格は6,930円〜。正直、スマホケースとしてはかなり強気の値段だ。
でも、楽天での評価は4.61で3,000件超え。リピーターがやたら多い。
本当にそこまでの価値があるのか?実際に購入した人たちの声を徹底的に調べてみた。
最初の「硬さ」に戸惑う人、続出
まず届いてすぐの感想として多いのが、「革が硬い」という声。
これ、本革あるあるなんだけど、知らないと「え、不良品?」ってなる人もいると思う。
実際の購入者さんもこう書いている。
「まだ固いですが、使っていけば柔らかく馴染んでいきそうです。作り込みが丁寧でとても気に入りました!」
また、カードを3枚入れるとホックが閉まりにくかったという方も、数日使ったら革が馴染んでスムーズに開閉できるようになったと追記している。
つまり、最初の1〜2週間は「育てる期間」だと思った方がいい。ここを我慢できるかどうかが分かれ目。逆に言えば、使えば使うほど自分の手に合っていくのが本革の醍醐味でもある。
5年、6年、9年…異常なほどの耐久性
このケースのレビューを読んでいて一番驚いたのが、使用年数だ。
普通のスマホケースのレビューで「5年使いました」なんて書く人、いる?
- 「5年前に一度購入し、良い感じにヤレて色濃く柔らかくなって使いやすくなりました」
- 「機種変更までのほぼ6年、こちらのカバーを使用させていただいていました」
- 「9年前に7plusで購入し、9年間綺麗に使えた」
- 「5年間使ってきましたが、何の問題もありません。耐久性も抜群」
機種変更でケースのサイズが合わなくなるから買い替えてるだけで、ケース自体はまだまだ使えるという人がかなり多い。合皮ケースが1年でボロボロになることを考えると、コスパは実は悪くない。むしろ良い。
リピーターの多さが異常
レビューを読んでいて気づくのが、リピート購入者の割合の高さ。2回目、3回目どころか、4回目、5回目という猛者もいる。
「4回目のリピートです!お値段は張りますが、使いやすくカスタムできるし壊れることがないので、総合的に考えれば全然アリです!」
「スマホを変えるたびにこちらのケースを購入しています。4、5代目くらいかなと思いますが、非常に使い勝手がよくエイジングも楽しめて文句なしです」
「ここのケース以外使いたくない」とまで書いている人もいた。一度使うと戻れなくなるタイプの商品らしい。

カスタマイズの自由度が沼
このケースの大きな特徴が、セミオーダー方式のカスタマイズ。選べる項目がかなり多い。
- 革の種類・カラー(栃木レザー14色、クロコ型押し、オイルしぼなど)
- 左開き / 右開き
- 内貼りスエードの色
- カードポケットの仕様(MSポケットなど)
- ステッチ(糸)の色
- グリップループの色・スタッズ/ストーン
- ホックタイプ(バネホック / マグネット)
- 名入れ
左利きの人が右開きを選べるのは地味にポイントが高い。市販の手帳型ケースはほぼ左開き固定だから、左手持ちの人にとっては「右開きが選べる」だけで購入理由になる。
「右開きはなかなかないのとずっと愛用しているこちらのケースが1番使いやすく長年綺麗なままで使える品質の良さに惚れています」
ステッチの色で遊ぶ人も多くて、「ブラック×ピンクステッチ」「グリーン×ゴールドステッチ」「ブラック×ターコイズステッチ」など、組み合わせを考えるのが楽しいという声が目立つ。
グリップループ、地味に最強説
レビューで繰り返し褒められているのが、グリップループ(指を通すループ)の存在。
「この商品の1番の特徴はフィンガーホルダーです。この機能があるお陰で落下の心配もなく、スムーズに操作できます」
最近のiPhoneは大型化が進んでいて、片手操作が厳しくなってきている。落下防止リングやバンカーリングを後付けする人も多いけど、最初からケースに一体化されているのは合理的。
ただし、指が太い人には「ループの開きがもう少し欲しい」という声や、「もっと長いタイプも選べたら」という要望もあった。ここは今後の改善に期待。
マグネットホック vs バネホック問題
カスタムで選べるホックタイプについて、ユーザーの意見が分かれている。
| 項目 | バネホック(標準) | マグネット(+300円) |
| 開閉の楽さ | 押し込みが必要 | 片手でも楽に開閉 |
| 耐久性 | 長期使用で閉まりにくくなる場合あり | 磁力は安定 |
| カード収納時 | 厚みの影響少なめ | カード多めだと最初閉まりにくい |
更年期で指先がこわばるのでマグネットにしたという方の声もあり、手の力に不安がある方にはマグネットが断然おすすめ。一方、「マグネットは好きではないのでスナップが標準なのは嬉しい」という根強いバネ派もいる。
カメラ周りは要注意ポイント
数少ないネガティブな声として挙がっていたのが、カメラ部分の仕様。
TPUケースのカメラ穴がレンズ個別タイプになっているため、最近主流の長方形カメラカバーが合わない場合がある。購入前にカメラカバーとの相性は確認しておいた方がいい。
また、右開きにした場合、ケースの蓋がカメラに干渉して撮影しにくいという報告も複数あった。カメラをよく使う人は左開きを選ぶのが無難。
「前々回(11pro)右開きにしたら写真を撮るときにカバーがカメラに干渉して撮影しづらかったので前回から左開きにしてます!」

他の本革ケースと比べてどうなのか
| 比較項目 | リッキーズ r170 | 一般的な本革手帳型 |
| 価格帯 | 6,930円〜(カスタムで加算) | 5,000〜15,000円 |
| 革の種類 | 栃木レザー(国産タンナー) | イタリアンレザー等が多い |
| カスタム自由度 | 革色・ステッチ・開き方向・ホック・内貼り等 | 色程度の選択肢が多い |
| 対応機種 | iPhone17〜SE2まで幅広い | 最新機種中心 |
| 納期 | 受注生産(約10日〜) | 即日〜3日程度 |
他のショップでセミオーダーした経験がある方が「こちらの方が使い勝手がよさそうですし10日で仕上げてくれました。前は1か月待ちで同じくらいの値段」と比較しているのが参考になる。
エイジング(経年変化)が本当の魅力
本革ケースを選ぶ最大の理由が、使い込むほどに変化する「エイジング」。
特に栃木ナチュラル(生成り色)は変化が顕著で、飴色に育っていく過程を楽しんでいる人が多い。
「5年前に一度購入し、良い感じにヤレて色濃く柔らかくなって使いやすくなりました」
「5年使ったキャメル色はやはり馴染み・深みからメチャメチャ色合いが気に入っていた」
一方、ブラックを選んだ方は「経年変化はあまり感じませんが、その分、古さを感じません」とのこと。変化を楽しみたいならナチュラルやキャメル、長く同じ見た目を保ちたいならブラック、という選び方ができる。
プレゼントとしても優秀
名入れができることもあって、プレゼントとして購入している人も目立つ。
誕生日、夫婦でお揃い、家族へのギフト。カスタマイズで相手の好みに合わせられるし、「世界に一つだけ」感があるから贈り物としての満足度は高い。
「主人の17pro手帳型ケースが良くて色々カスタマイズできるとのこと!出来上がったケースを見て主人は大喜びでした」
気になる点・正直なデメリット
良いことばかり書いても信用できないので、レビューから見えたデメリットもまとめておく。
- 受注生産なので届くまで時間がかかる(約10日〜)。新しいiPhoneを手に入れてすぐ使いたい人には向かない
- カスタム追加料金が積み上がる。MSポケット+1,000円、マグネット+300円、内貼りスエード…と気づけば1万円近くになることも
- 最初は硬くて使いにくい。馴染むまで1〜2週間は覚悟が必要
- バネホックが長期使用で緩くなる場合がある(半年〜で閉まりにくくなったという声あり)
- 右開きだとカメラに干渉する可能性がある
- ワイヤレス充電は充電器によっては不可
致命的な欠陥というよりは、本革製品・手帳型ケース全般に言えるトレードオフが多い。これを「味」と捉えられるかどうかが購入の判断基準になる。
こんな人に向いている
- 合皮ケースの劣化にうんざりしている人
- 同じケースを長く大事に使いたい人
- 自分だけのオリジナルケースが欲しい人
- 左利きで右開きケースを探している人
- 30代〜60代で「大人が持っても恥ずかしくない」ケースを求めている人
- プレゼント用に名入れケースを探している人
逆に、向いていない人
- すぐに届いてほしい人(受注生産のため即日配送は不可)
- スマホケースに3,000円以上出したくない人
- 頻繁にケースを着せ替えたい人
- 手帳型が根本的に合わない人
結局、6,930円の価値はあるのか
正直に書く。6,930円は安くない。カスタムオプションをつければ8,000〜10,000円になることもある。
でも、このケースのレビュー欄には「機械よりも価値のあるケース」と書いた人がいた。
「おそらく機械の方が先に使えなくなるでしょう。なので、同じサイズの12か13を中古で買っておいて、このケースは使い続けたいと思っています。機械よりも価値のあるケース。大切にします。」
スマホケースにここまで言わせるプロダクト、そうそうない。
1年で買い替える2,000円のケースを5年分買うか。5年使える7,000円のケースを1つ買うか。計算は簡単だ。
迷っているなら、まずはシンプルな構成で試してみるといい。栃木レザーの手触りと、日本の職人の仕事を、自分の手で確かめてほしい。