simplus ホームベーカリー SP-HBD01|6,999円のパン焼き機、ぶっちゃけどうなの?
パン屋の食パンが1斤200円超え、スーパーの食パンも値上がりが止まらない。「だったら自分で焼いたほうが安くない?」って思ったこと、ありませんか。
でもホームベーカリーって高いんですよね。パナソニックとか象印とか、まともなやつは2万〜4万する。「使わなくなったらどうしよう」って考えると、なかなか手が出ない。
そんな中で見つけたのが、simplus(シンプラス)のホームベーカリー SP-HBD01。価格は6,999円。楽天で1,500件以上のレビューがついていて、評価は4.33。安いのに評判がいい。
……怪しくないですか?
正直、自分も最初は半信半疑でした。でも実際に使っている人たちの声を読み込んでいくと、「あ、これ本物だわ」ってなったんです。今回はその辺を正直にまとめます。
まず結論から。「この価格でこれは反則」
先に言っちゃうと、パンを焼く・餅をつく・生地をこねる、この3つが目的なら買って損はないです。
高級機にある自動投入とか、のぞき窓とか、細かいマニュアル設定とかはありません。でも「材料入れてボタン押したら焼きたてパンが出てくる」という体験は、7,000円で手に入る。
30年以上ホームベーカリーを使い続けてきたベテランさんがこう言ってます。
「音が静かでびっくりです。作ってるのを忘れそうなほど静か。生地コースも1時間半でできました。お安いのにとても良かったです。」
4台目のホームベーカリーとして選んでる人がいるって、それだけで信頼度が違いますよね。
開封して最初に驚くこと:「軽っ!」
届いて箱を開けた瞬間、みんな同じことを言ってます。「軽い」「小さい」。
本体サイズは約W210×D300×H265mm、重さ約3.1kg。炊飯器の3合炊きくらいのサイズ感です。
ある購入者さんの表現が的確だったので引用します。
「象○の三合炊き炊飯器の背を伸ばした程度。コードは本体に収納できない仕様。重さは三合炊き炊飯器より遥かに軽い。」
収納場所に困らないのは、キッチンが狭い日本の住宅事情にはかなりありがたい。使うときだけカウンターに出して、終わったら棚にしまう。そういう使い方をしている人が多いです。
肝心の「味」はどうなのか
ここが一番気になるところですよね。
レビューを読んでいて印象的だったのは、「初めて焼いたのに成功した」という声の多さ。ホームベーカリー未経験の人が、説明書通りにやっただけで、ちゃんと美味しいパンが焼けている。
「初めて使うので、食パン1斤を説明書通りで焼きました。音も静かで、焼き上がりもふっくら、外は少しカリッと中はふっくらで美味しかったです」
「凄く簡単で材料を順番通り入れて焼き上がるのをまつだけで美味しいパンが焼けました。ふわふわの食パンで、美味しくて感動しました。」
毎日焼いている大食いご夫婦のレビューがまた面白くて、
「あつあつ、出来立て、いい香りで朝を向かえ、すごくいい。とても美味しい!早焼きも、レーズンや胡桃入り食パンも、美味しくて、毎日焼いてます。困ることは、いい香りにつられて、どんどん早起きになり、あと何分とソワソワ待つことだけです。」
……いい困りごとですね(笑)

音問題:「思ったより静か」が大多数
ホームベーカリーで一番気になるのが稼働音。特にタイマーで夜中に動かす人にとっては死活問題です。
結論から言うと、「以前の機種より格段に静か」「別の部屋なら気にならない」という声が圧倒的に多い。
ただし、全く無音ではありません。こねている時間帯(最初の1時間くらい)はモーター音がします。ワンルームで同じ部屋に置いて寝ると、音で目が覚めたという人もいました。
20年ぶりにホームベーカリーを使った方はこう言ってます。
「以前は、ガタゴトガタゴト、犬が大騒ぎするくらいの音量でしたが、小さな回転音のみで、気になりません。」
3台目として購入した方も、
「この機種は混ぜる時の音が凄く小さい。本当に助かる。テレビの音が聴こえる。信じられないくらい小さい。」
ただ一方で、他社の高級機から乗り換えた方は「こね時の回転音は一番大きいかも」と感じたケースも。ここは比較対象によって感じ方が変わるポイントですね。滑り止めシートを敷くと振動が軽減されるというテクニックも参考になります。
みんなが言う「パンケースが固い」問題
レビューで繰り返し出てくるのが、パンケースの取り付け・取り外しが固いという指摘。
これはもうほぼ全員が言ってます。「本当にハマってるのか不安になる」「斜めにしかはまらない」「レバーでは回せない」。
ただ、面白いのはほとんどの人が「でもパンはちゃんと焼ける」と続けていること。
「本体に対してまっすぐでケースが動かない状態ならきちんとハマっている。」
構造上の仕様みたいですね。慣れの問題とも言えますが、力の弱い方には最初ちょっとストレスかもしれません。ここは正直にマイナスポイントとして挙げておきます。
食パン以外に何が作れる?
このホームベーカリー、メニュー数がかなり豊富です。食パンだけじゃなく、こんなものが作れます。
- 食パン(1斤・2斤)
- フランスパン
- 米粉パン・糖質オフパン・全粒粉パン
- ピザ生地・うどん
- 餅
- ケーキ
- ジャム・甘酒・ヨーグルト
- 焼き芋
- 超高速パン(約1時間20分で完成)
特に餅つき機能の評判がいい。年末にお餅を作りたくて購入したという人が結構います。
「炊き立てのおもちが食べたくて購入。安いし全然期待はしてなかったんですが、ちゃんと美味しいお餅が完成して最高!」
そして地味にすごいのが超高速パンモード。通常3時間以上かかる食パンが、約1時間20分〜1時間半で焼ける。「急にパンが食べたくなった」というときに重宝します。
米粉パンは要注意
一つ注意点を。米粉パン・グルテンフリーパンは難易度が高めです。
「米粉パンが膨らまなかった」という声はちらほら見かけます。室温や材料の状態に左右されやすいようで、強力粉の食パンのように「入れるだけで成功」とはいかないケースも。
米粉パンが目的の方は、最初は普通の食パンで機械に慣れてから挑戦するのがおすすめです。
2斤焼きの実力は?
商品名には「2斤焼き」と書いてありますが、ここは少し注意が必要です。
実際に使った方の声を総合すると、1斤でパンケースの8〜9割が埋まるサイズ感。2斤を焼くと蓋に生地がくっついてしまったケースも報告されています。
「一斤が焼き上がりで窯8分目まで膨らみますので2斤は焼いてません」
「2斤で今迄の1斤サイズなのではないかと思います」
焼成は1斤、生地作りは2斤まで、と考えておくのが無難です。大家族で2斤しっかり焼きたい方には向かないかもしれません。

他のホームベーカリーと比べてどう?
| simplus SP-HBD01 | P社 人気機種 | |
| 価格帯 | 約7,000円 | 25,000〜40,000円 |
| 重量 | 約3.1kg | 5〜6kg |
| イースト自動投入 | なし | あり |
| のぞき窓 | なし | あり |
| 餅つき機能 | あり | 機種による |
| 超高速パン | 約80分 | 約60分 |
| 交換部品 | 別売あり | 別売あり |
高級機との最大の違いはイースト自動投入の有無。simplusは最初に全部入れるスタイルなので、タイマー使用時にイーストが水に触れないよう置き方を工夫する必要があります。でも「多少水に触れてもちゃんと焼けた」という声もあるので、そこまで神経質にならなくても大丈夫そうです。
耐久性はどうなのか——正直に書きます
ここは気になるポイントですよね。7,000円の製品、長持ちするの?と。
正直に言って、耐久性に関しては個体差があるようです。
半年でボタンの調子が悪くなったケース、1年ちょっとで内釜のフッ素加工が剥がれたケース、週に一日おきに使って1年で芯が抜けたケースなどが報告されています。
ただし、保証期間内であればメーカーが交換対応してくれたという声も。
「保証期間内なので相談したところ、交換対象としていただけました。かつ素早いご対応で数日で届き、パンを切らすことなく焼けて嬉しかったです。」
「問い合わせ後すぐにメールで連絡いただきました。即座に新しい商品を送っていただき、不良品の方も着払いで返送できました。」
1年保証がついているので、万が一の時も安心。羽根やパンケースは別売りもあるので、消耗品だけ交換して長く使うこともできます。2台目も同じものを買っている人がいるのは、「壊れても買い直せる価格」という安心感の裏返しでもありますね。
説明書・レシピ集への不満は多い
もう一つ正直に書いておくと、付属の取扱説明書とレシピ集の評判はあまりよくないです。
- ドライイーストが「2.7g」「5.5g」など中途半端な数字で計りにくい
- 水の量も「175cc」など大さじスプーンでは量りづらい
- 各コースの所要時間が説明書に記載されていない
- 2斤のレシピが一部の取説には未掲載(1斤の1.5倍で対応)
ここは価格なりと割り切って、ネットのレシピや他のホームベーカリー用レシピ本を併用するのが賢い使い方です。実際、自分のレシピで作っている人のほうが多い印象。
こんな人に向いている
- ホームベーカリー初挑戦で、まずは試してみたい人
- パンは焼きたいけど、高い機種を買って使わなくなるのが怖い人
- キッチンが狭いのでコンパクトな機種がほしい人
- 食パンと餅つきがメイン用途の人
- 生地作りだけ機械に任せて、成形・焼きは自分でやりたい人
- 物価高騰でパン代を節約したい人
こんな人は要検討
- 2斤をしっかり焼きたい大家族
- イースト自動投入やのぞき窓が必須の人
- 米粉パン・グルテンフリーパンがメイン目的の人(成功率にばらつきあり)
- 毎日ヘビーに使って5年以上持たせたい人
買い物として「正解」かどうか
最後にもう一度、毎日使っている方の言葉を借ります。
「夕食後の片付けして、パン焼き機をカウンターに準備。寝る前に、材料入れてスイッチ押して寝るだけで、翌朝には、焼きたての美味しいパンが焼けています。」
この体験が7,000円で手に入るなら、正直かなりコスパがいい。
パン屋で食パン1斤買うと200〜400円。ホームベーカリーで焼くと材料費は1斤あたり100〜150円程度。月に10斤焼けば、2〜3ヶ月で元が取れる計算です。
しかも焼きたてパンの香りで目覚める朝は、金額では測れない幸福感がある。これはもう体験した人にしかわからない。
「高い機種を買って失敗したらどうしよう」と悩んでいる時間がもったいない。まずはこの価格帯で始めて、ハマったら上位機種にステップアップする。そういう入口として、simplus SP-HBD01はかなり優秀な選択肢だと思います。
スペックまとめ
| 商品名 | simplus ホームベーカリー SP-HBD01 |
| 価格 | 6,999円(税込・送料無料) |
| サイズ | 約W210×D300×H265mm |
| 重量 | 約3.1kg |
| 消費電力 | 500W |
| タイマー | 最大15時間(10分単位) |
| 保証 | メーカー1年保証 |
レビュー報告でパンミックスがもらえる特典付き。交換用羽根も別売りで購入可能なので、長く付き合える1台です。