NIPOGI P1 ミニPC AMD Ryzen 4300U|「この小ささで、ここまで動くの?」と驚いた話
パソコンの買い替え、正直めんどくさい。
Windows10のサポートが終わるって聞いて「まだ大丈夫でしょ」って思ってたけど、さすがにそろそろヤバいかなと重い腰を上げた。でも大型デスクトップはもう置きたくないし、ノートPCは画面が小さい。かといってMacは高すぎる。
そんなときに見つけたのが、NIPOGI P1というミニPC。AMD Ryzen 4300U搭載で4万円台。楽天で連続1位を獲ってるらしい。
「いや、安すぎて逆に怖いんだけど…」
これが正直な第一印象だった。中華製のミニPCって大丈夫なの?すぐ壊れない?ライセンスは正規品?そんな不安を抱えながらも、実際に使っている人たちの声を徹底的に調べてみた。
まず驚くのは「サイズ」——手のひらに乗るPC
届いた人の感想で一番多いのが、「想像以上に小さい」という声。本体サイズは約128mm×128mm×51mm、重さはたったの270g。ペットボトルの半分以下。
15年使ったデスクトップから乗り換えたという方は、
「とにかく、小さいのに驚きました。立ち上げも速やかで、動作も問題なく、何の不満もありません」
10年以上デスクトップを使ってきた方も、
「今までのパソコンと比べると信じられないくらい小さくて、場所を取らなく、すごく良いです。動作も早く、ストレスなく使えます」
VESAマウント付属だからモニターの裏にくっつければ、デスクの上にはキーボードとマウスだけ。机が広くなるのは地味にうれしい。

Ryzen 4300Uの実力——N100やN97とは格が違う
正直なところ、ミニPCって「安かろう悪かろう」なイメージがあった。特にN100やN95搭載の格安モデルは「ブラウジングだけならギリ」みたいな評判も多い。
でもこのP1に搭載されているAMD Ryzen 4300Uは、4コア4スレッド・最大3.7GHz。12nmプロセスで省電力ながら、エントリー向けCPUとは明らかに一線を画す処理能力を持っている。
株のトレードに使っている方の声:
「動作速度が速く、自分が普段行っているトレードのバックテストでは役立っています。何よりこの速度でこの価格はgood」
Pythonを常時走らせている方も:
「pythonのプログラムを常時走らせる用で購入しました、chatgptに事前に性能相談していましたが、落ちることなく満足な性能です」
PhotoshopやDTMソフトも動かしている方もいて、軽作業~中程度の作業まで十分カバーできる実力がある。N100系とは根本的にパワーが違う。
「静かすぎて起動したか分からない」——静音性がヤバい
ミニPCで気になるのがファンの音。小さいボディに無理やりCPU詰め込んでるんだから、うるさいんじゃないの?って思うよね。
ところが、このP1は約30dBという図書館レベルの静音設計。大型ヒートパイプとダブル排気口の組み合わせで、しっかり冷やしながら音を抑えている。
「キビキビ動きます。しかも静か、音は何も聞こえない」
「セットしたばかりですがまずは静音性にビックリ。ランプも小さく暗めなので本当に起動したのが分からなかったくらいです」
仕事部屋のサブ機として使っている方も「静音なのもいい感じ」と評価。寝室に置いても気にならないレベルだと思う。
3画面出力対応——株トレーダーにも好評
USB Type-C、HDMI 2.0、DP 1.4の3系統出力に対応。最大4K@60Hzで3画面同時に使える。この価格帯のPCでトリプルディスプレイ対応は珍しい。
実際にマルチモニターで株取引をしている方:
「今まで使用していたPCが壊れてしまい急遽購入となりました。株の取引でマルチモニター対応ですので非常に使い易いです。セットアップ完了後すぐに使用し、おかげさまでPC代を稼げました」
USB 3.2ポートが6つもあるのも大きなポイント。外付けSSD、キーボード、マウス、Webカメラ…と繋いでもポートが余る。「USB端子の数がこれは6もあったからこれにしました。4つは色々と使うなと思いまして」という声にも納得。
Windows 11 Proのライセンス問題——ここは要チェック
購入者の声を調べていて、やっぱり気になったのがライセンス問題。以前はボリュームライセンス(VL)で届くケースがあったようだ。
ただし、最近の購入者を見ると状況はかなり改善されている:
「ボリュームライセンスが届くというレビューが多かったので心配でしたが、ちゃんとOEMライセンスのものが届きました」
「口コミみてボリュームライセンスが心配でしたが大丈夫でした」
「元からOEM入っており、余計なアプリも積んでなく、使いやすいです」
万が一VLだった場合でも、ショップに連絡すればOEMライセンスキーを発行してもらえるとのこと。「ボリュームライセンスを証明する写真をお送りすると、OEMのライセンスキーを送ってくださいました。迅速な対応に感謝しています」という声もあり、アフターサポートはしっかりしている印象。

セットアップで注意すべき2つのポイント
購入者の声を読んでいると、セットアップ時につまずきやすいポイントが2つある。事前に知っておけば焦らずに済む。
1. キーボードが英語配列になっている
初期状態ではキーボードレイアウトが英語になっていることがある。「@」マークが打てない、半角キーが反応しない、という声がちらほら。
「単純に初期設定を行うとキーボードがENGモードになるようです。設定(時刻と言語)からキーボードレイアウトを日本語キーボードに変更することで起動時の設定が切り替わります」
→ 設定 > 時刻と言語 > 言語と地域 から日本語キーボードに変更すればOK。
2. Windows Updateに時間がかかる
初回のWindowsアップデートはそれなりに時間がかかる。途中で中断されるケースもあるが、焦らず再実行すれば問題ない。
「初期設定はすぐに終わりますが、その後のUPDATEファイルの更新で2~3回中断があり、やり直しが発生しました。最終的には成功しました。CPUが必要最小限のモデルなので当然、アプデには時間はかかります。のんびり放置して待ちましょう」
N100・N97搭載ミニPCとの比較
| 項目 | NIPOGI P1 (Ryzen 4300U) | N100搭載 一般的ミニPC |
| CPU性能 | 4C/4T 最大3.7GHz | 4C/4T 最大3.4GHz |
| 内蔵GPU | Radeon Vega 6 (明らかに上) | Intel UHD |
| USBポート数 | 6ポート(Type-A) +Type-C | 3~4ポート程度 |
| 映像出力 | 3画面対応 (HDMI+DP+Type-C) | 2画面が多い |
| マルチタスク | 快適 | やや重くなる場面あり |
| 価格帯 | 約4万円台 | 約2~3万円 |
N100系は確かに安い。でも「あと1~2万円出してRyzen 4300Uにしておくか」という判断は、長く使うことを考えると正解だと思う。特にマルチタスクや軽めのクリエイティブ作業をするなら、この差は体感で分かる。
こんな人には向いてる、こんな人にはオススメしない
向いている人
- Windows10サポート終了で買い替えを検討中
- ネット閲覧、Office作業、動画視聴がメイン
- デスクを広く使いたい、省スペースにこだわりたい
- 株トレードやプログラミングなどマルチモニター環境が欲しい
- Linuxサーバーや常時稼働マシンとして使いたい
- 出張先でもコンパクトなPCが欲しい
向いていない人
- 最新の3Dゲームをバリバリやりたい
- 4K動画の本格編集がメイン用途
- PC初心者で初期セットアップに不安がある(キーボード設定など多少の知識は必要)
唯一の不安は「耐久性」——でもそれはどのPCも同じ
購入者の声で繰り返し出てくるのが「あとは長持ちしてくれるかどうか」という点。
「全く問題ありません。コスパも良いと思います。あとは長期の使用でどうなるかです。現時点では大変重宝しております」
「はじめてのミニPCで色々と不安でしたが、小さい、軽い、静か、11pro快適と今のところ満足しています。しかし1番の心配は耐久性ですが…」
ただ、11月に購入して「ある程度使ってからのレビュー」として何も不具合が出ていないという方もいるし、Linuxを入れて24時間稼働させている方も「安定して動作しています」とのこと。少なくとも初期不良や数ヶ月での故障報告はほとんど見当たらない。
12ヶ月の保証も付いているし、24時間以内のサポート対応があるので、万が一のときの安心感はある。
発熱はどうか?
省電力設計(TDP 28W)とはいえ、小さなボディだから発熱はゼロではない。電源アダプターがそこそこ熱を持つという声もある。ただし「設定を最適化したり、シングルタスク化することで回避できる」レベルとのこと。真夏のエアコンなし部屋で酷使する、みたいな極端な使い方をしなければ大丈夫だろう。
配送・サポートの評判
楽天で購入した方の多くが「翌日届いた」「配送が早い」と書いている。「休業日のはずなのに翌日に配達されてきた。どんだけ仕事が早いんだよ!」というツッコミ混じりの声も。
ライセンス問題への対応も迅速で、「即連絡したら、すぐにOEMのライセンスキーを送ってくださいました」という声が複数。中華メーカーにありがちな「連絡が取れない」問題は、このショップに関してはなさそう。
結局、買いなのか?
楽天で評価4.54、レビュー数600件超。これだけの数が集まって高評価を維持しているのは、なかなかの信頼性だと思う。
正直、10万円のPCと同じことを期待するのは無理がある。でも、「ネット閲覧、事務作業、動画視聴、ちょっとしたプログラミング」がメイン用途なら、4万円台でこの性能は破格。
以前のデスクトップやノートPCから乗り換えた方のほとんどが「サクサク動く」「キビキビ動く」「ストレスがない」と書いているのが、何より説得力がある。
Windows10のサポートが終わる前に、このコスパでRyzen搭載ミニPCが手に入るなら、個人的には「迷ってるなら買い」だと思う。あとから値上がりして「あのとき買っておけば…」となるパターンは避けたい。実際に「自分の購入時よりまた値上がりしてます。買っててよかった」という声もある。
※本記事は実際の購入者レビューをもとに構成しています。個人の使用環境により感じ方は異なります。