アイリスオーヤマ ペールカウンター PKT-8670を使ってみたリアルな感想
キッチンに置いてあるゴミ箱、正直見た目が気になりませんか。
料理のたびに目に入る生活感丸出しのゴミ箱。来客があるときは隠したくなるし、なんとなくキッチン全体がごちゃっとして見える。しかも分別が必要だから、ゴミ箱が2つ、3つと増えていく…。
「ゴミ箱を隠せて、しかもキッチンの作業台にもなる家具ってないかな?」
そう思って調べていたときに見つけたのが、アイリスオーヤマのペールカウンター PKT-8670でした。
そもそもペールカウンターって何がいいの?
簡単に言うと、ゴミ箱が3つ内蔵されたキッチンカウンターです。扉を開けるとゴミ箱(ペール)が出てきて、閉めれば完全にゴミ箱が見えなくなる。天板の上には炊飯器や電気ケトルが置けるし、引き出しも大小2つ付いています。
サイズは幅約70.5cm×奥行約35.5cm×高さ約81.6cmで、一般的なキッチンカウンターとほぼ同じ。カラーはオフホワイト・ナチュラル・ウォルナットの3色展開です。
価格は14,800円。正直、この手のペールカウンターは2万円台後半〜3万円くらいするものが多いので、かなり攻めた価格設定だと思います。
実際に買った人たちの声を拾ってみた
楽天のレビューを片っ端から読んでみました。評価は5点満点中3.55点。ぶっちゃけ、めちゃくちゃ高い評価ではないです。でも、読み込んでいくと面白いことがわかりました。
商品自体への満足度はかなり高い。でも「組み立て」でみんな苦戦している。
これがこの商品の最大の特徴であり、購入前に絶対知っておくべきポイントです。
良い口コミ:「ゴミ箱が見えない」だけで生活が変わる
まず圧倒的に多かったのが、「ゴミ箱が目に触れないだけで生活感が消える」という声。
「スタイリッシュな分、たくさんゴミが入るというわけではないですが、ゴミ箱が目に触れないというだけでかなり生活感が死にます!しかもキッチンに置いてあるので、天板に炊飯器が乗せられて使い勝手も良いです。」
この「生活感が死にます」って表現、すごくリアル。実際にキッチンからゴミ箱が消えるだけで、見た目の印象がガラッと変わるんですよね。
「ゴミ箱には見えないのに、しっかり分別もできるようペールが3つ...買って良かったです!」
「ゴミ箱を隠したく台所を白で統一したかったのでお値段的に満足です。」
特にホワイト系のキッチンに置くと、本当にただの家具にしか見えないみたいです。猫を飼っている方が「猫にゴミをあらされなくなった」という声もあって、ペットがいる家庭にも良さそう。

「値段以上」の声が続出するコスパの高さ
14,800円という価格に対して、「この値段でこのクオリティは驚き」という口コミがとにかく多かった。
「出来上がりは、一万円しないとは思えないくらい立派なものでした!」
「ちゃんと組み立てればがたつきもないですし、こんな値段で買ったとは思えないです。」
「お値段安いのにクオリティがよくてびっくり!!」
重量がそれなりにあるのですが、逆にそれが「しっかりした作り」「安定感が抜群」と好意的に受け取られています。安い家具にありがちなペラペラ感とは無縁のようです。
引き出しが地味に便利
上部に大小2つの引き出しがついているのも好評です。
「上の引き出しにはよく使うお皿を入れて使用しています。」
「ゴミ袋やフキンを入れる引き出しがあって便利。」
「ゴミ関連のものはここにほとんど収納することができ、キッチン周りの他の引き出しのスペースを確保できました。」
ゴミ袋のストック、ハサミ、テープ、フキンなど、キッチンの小物をまとめて入れておけるのが想像以上に便利とのこと。ゴミ箱周りで使うものをここに集約できるのは、動線的にも理にかなっています。
ここからが本題。組み立ての"地獄"について
さて、この商品のレビューを読んでいて、ほぼ全員が触れているのが「組み立ての大変さ」です。これは本当に覚悟しておいたほうがいい。
まず所要時間。口コミから拾った数字をまとめると:
- 慣れている人・電動ドライバーあり → 1時間〜1時間半
- 2人で作業 → 2時間〜3時間
- 女性1人 → 2時間半〜4時間
- 組み立て苦手な人 → 3時間半〜半日
そして、みんなが口を揃えて言うのがこれ:
「部品に番号が振っていない」
「板に番号等ふられていなく説明書も簡略的であったため図面と何度も見比べながらの作業でした」
「パーツが多くて(しかも似たパーツが多い)組み立て完了まで女性1人で2時間半ちょっと掛かりました…説明書きも少しややこしい…図が見辛い…。」
「板に『右』の表記しかなく、どっちが左でどっちが真ん中になるのか分からず、当てずっぽうでやってみたらハズレでやり直しになりました(泣)」
ニトリなど他メーカーの同価格帯の組み立て家具だと、パーツに番号シールが貼ってあるのが普通。この点はアイリスオーヤマさん、正直改善してほしいところです。
組み立てで失敗しないための5つのコツ
口コミから実際に組み立てた人たちの知恵を集めました。これから買う人は参考にしてください。
- 最初に全パーツを並べて、自分でマスキングテープに名前を書いて貼る
これをやった人は圧倒的にスムーズだったと報告しています。面倒でもここに30分かけたほうが結果的に早い。 - 説明書は最初から最後まで一度通し読みしてから始める
「いきなり作り始めない」が鉄則。全体の流れを把握してから取りかかると、パイプの入れ忘れなどの悲劇を防げます。 - 電動ドライバーは必須
付属の簡易ドライバーでは手が真っ赤になります。ネジの数がとにかく多いので、電動があるとないとでは所要時間が倍以上違います。ただしインパクトドライバーは使用禁止(破損のおそれあり)。 - アイリスオーヤマ公式の組み立て動画を見ながら作る
「説明書よりYouTubeを見ながら作る方が早いです」という口コミがありました。紙の説明書がわかりにくい分、動画は強い味方。 - ネジは全体を軽く締めてから、対角線上に本締めする
組み立て慣れしている人からのアドバイス。これで歪みやがたつきを防げます。

知っておくべきデメリット・注意点
1. ゴミ箱(ペール)の容量は小さめ
これは購入前に理解しておくべき重要ポイント。ペール1個の容量は約15Lです。
「家族三人だと3日もかからずゴミがいっぱいになるくらいの大きさなので、市のゴミ出しの指定日によってはまとめたゴミ袋が2〜3つ出るかもしれません。」
「燃えるゴミはすぐにいっぱいになるので45リットルの袋がめいいっぱい使える大きさになってるといいなと思います。」
一人暮らし〜二人暮らしならちょうどいいサイズ感。3人以上のファミリーだと、燃えるゴミはこまめに出す必要がありそうです。プラスチックや缶・ビンの分別用としては十分という声が多いです。
2. 扉を閉めるときの音が気になる
複数の購入者が指摘していたポイント。取っ手のアルミ部分が本体に当たる音が「バタン」と響きます。
「扉を閉めた時の音が大きいのでソフトクッションを貼った方が良いです。(付属品でつけて欲しい)」
対策:100均の衝撃吸収クッションシールを扉の当たる部分に貼る。これで解決したという声が多数。購入時に一緒に買っておくと安心です。
3. キャスターは別売り
意外と見落としがちなポイント。キャスターは付属していません。別途「CBボックス キャスター2個セット CXK-2」を3セット購入する必要があります。
「キャスターが別売だったことです。とても重たいので組立後、移動するのが大変でした。」
本体がかなり重いので、掃除のときに動かしたい人はキャスター必須です。100均のキャスターで代用したという猛者もいました。
4. 取っ手のアルミ端部が鋭利
「取手のアルミ材の端部が鋭角になってて危ない。開け閉めの最中に指を切りました。」
ヤスリで面取りするか、テープで保護することをおすすめします。小さいお子さんがいる家庭は特に注意。
5. オフホワイトは「真っ白」ではない
「オフホワイトは、商品説明の写真よりもアイボリーが濃いと思いました。うっすら木目が見えます。写真のような真っ白を希望しているかたは要注意です。」
ただし、このやわらかい色味が「テカらなくて逆にいい」「壁紙との一体感がある」と好評な声も多いです。
他のキッチンゴミ箱収納と比べてどう?
| 比較項目 | アイリスオーヤマ PKT-8670 | 他社ペールカウンター(2万円台) |
| 価格 | 14,800円 | 25,000〜35,000円 |
| ゴミ箱数 | 3分別 | 2〜3分別 |
| 引き出し | 大小2つ | 1つ or なし |
| 天板耐荷重 | 10kg | 10〜15kg |
| 組み立て | 自分で組み立て(難易度高め) | 完成品 or 簡易組み立て |
| カラー展開 | 3色 | 1〜2色 |
| 扉の静音性 | △(クッション材なし) | ○(緩衝材付きが多い) |
価格差が1万円以上あるので単純比較は難しいですが、「完成品がいい」「組み立て絶対ムリ」という人は高くても完成品を選んだほうが幸せかもしれません。逆に「多少手間がかかっても安く抑えたい」「組み立ては苦にならない」という人にとっては、PKT-8670のコスパは圧倒的です。
こんな人におすすめ
- 一人暮らし〜二人暮らしで、キッチンのゴミ箱を隠したい人
- キッチンに作業スペースが足りないと感じている人
- 分別ゴミ箱を1箇所にまとめたい人
- 組み立て家具に抵抗がない人(または挑戦してみたい人)
- ペットがゴミ箱をあさって困っている人
- キッチンの生活感をなんとかしたい人
逆にこんな人にはおすすめしない
- 家族3人以上でゴミの量が多い家庭(ペール容量15Lは小さめ)
- 組み立てが本当に苦手で、電動ドライバーも持っていない人
- 完成品じゃないと絶対イヤな人
- 扉の開閉音が少しでも気になる人(対策はできるが手間)
購入前に一緒に買っておくべきもの
- 電動ドライバー(インパクトドライバー以外)→ 組み立て時間が半分以下に
- CBボックス キャスター CXK-2 × 3セット → 移動したい人は必須
- 100均の衝撃吸収クッションシール → 扉の音対策
- マスキングテープ + ペン → パーツ識別用
結局、買いなの?
口コミを読み込んでみて感じたのは、「商品自体への不満はほとんどない」ということ。星が下がっている理由のほとんどが「組み立てが大変だった」「説明書がわかりにくい」に集中しています。
つまり、組み立てさえ乗り越えれば、価格以上の満足度が得られる商品だと言えます。
「完成したら本当に使いやすいですしデザイン性も高かった」「苦労して作った分、愛着もわいています」…こういう声がたくさんあるんです。
キッチンからゴミ箱が消える。天板の上にモノが置ける。引き出しに小物が収納できる。これで15,000円以下。
組み立てが多少しんどくても、完成後の「やった感」と、毎日のキッチンがスッキリする快適さを考えたら、十分にお釣りがくる買い物だと思います。
週末に電動ドライバーとマスキングテープを用意して、YouTube流しながら挑んでみてください。3時間後には、「買ってよかった」と思っているはずです。