ノア80系・ヴォクシー80系のサンシェード、結局どれがいいの?車中泊ユーザーが本音で語る
車中泊するなら、まず最初にぶつかる壁がある。
「外から丸見え問題」だ。
SAの駐車場、道の駅、キャンプ場の駐車スペース。どこに停めても、街灯の光はガンガン入ってくるし、隣の車や通行人の視線が気になって眠れない。100均のカーテン? 銀マットを切った自作シェード? 正直、あれで「快適な車中泊」なんて無理だった。
そんな経験をしてきた自分が最終的にたどり着いたのが、趣味職人の「プライバシーサンシェード」ノア80系・ヴォクシー80系専用モデルだった。
ぶっちゃけ、値段を見たときは「サンシェードに18,900円? 高くない?」って思った。半年くらい迷った人もいるらしい。その気持ち、めちゃくちゃわかる。
でも結論から言うと、「もっと早く買えばよかった」。これに尽きる。
そもそもなんで車種専用じゃないとダメなのか
カー用品店に行けば、汎用サンシェードなんていくらでも売ってる。1,000円台からあるし、見た目もそれなりに使えそうに見える。
でも実際に使うとわかる。サイズが合わない。
隙間から光が入る。吸盤がすぐ落ちる。たわんでガラスとの間に空間ができる。朝5時に眩しくて目が覚める。これじゃ車中泊じゃなくてただの拷問だ。
車種専用設計のサンシェードは、窓ガラスの形状に合わせて一枚一枚裁断されてる。趣味職人のやつは職人が手作りで裁断してるらしく、実際に装着すると窓枠にパズルみたいにカチッとハマる。この「ピタッと感」は汎用品じゃ絶対に出せない。
実際に届いて触ってみた第一印象
届いた段ボールを開けると、まず梱包の丁寧さに驚く。ダンボールのガムテープすらきっちり貼ってあるのを見て、「あ、この会社ちゃんとしてるな」と思った。
シェード本体を手に取ると、ほどよい厚みがあるのに軽い。軽量ウレタンフォームが芯材に使われていて、ペラペラの安物感は一切ない。表面の生地はさらっとした手触りで、縫製も丁寧。さすが日本製。
以前カーショップで買ったサンシェードとは「比較するのが申し訳ないくらいクオリティが違う」という声があったけど、まさにそれ。手に取れば一発でわかる品質差だった。
取り付けは簡単。ただし最初の吸盤セットだけ注意
セット内容はリアセットの場合:
- スライドドアガラス用 2枚
- クォーターガラス用 2枚
- リアガラス用 1枚
吸盤は最初シェード本体に付いてない状態で届くので、自分でハトメ穴に通す必要がある。ここで一つだけ注意点がある。
吸盤の裏表を間違えやすい。
実際、「リアだけハトメが逆で不良品だ!」と勘違いしてショップに連絡したら、「他の窓の吸盤が逆の可能性があります」と丁寧に返答されて赤面した……なんて人もいる。最初にリアガラスから取り付けると裏表を間違える心配がないので、そこからスタートするのがコツだ。
吸盤さえセットしてしまえば、あとは窓にペタッと貼るだけ。全窓15分もあれば装着完了。カーテンタイプみたいにレール取付工事なんていらない。
遮光性能:「朝になったのかわからない」レベル
正直、ここが一番伝えたいポイント。
全窓にシェードを装着して車内灯を消すと、昼間でもかなり暗い。夜なんて完全に真っ暗。街灯が煌々と照ってるSAの駐車場でも、車内は別世界になる。
ある購入者はこう書いていた。
「朝になったのかどうか外の様子が分からないほど車内を暗く保てます。朝寝坊する程ぐっすり寝られました」
これ、大げさじゃない。以前は何もない状態で寝ていて朝5時には明るくて目が覚めていたのが、シェード装着後は時間感覚がなくなるほど遮光される。
外から車内を確認しても、室内灯をLEDに換えた明るい灯りすらカーテンのように漏れなかったという報告もある。

断熱・防寒性能:冬の車中泊でも暖房なしで眠れた
サンシェードに断熱効果を期待する人は多いと思う。結論から言えば、かなり効く。
冬場の車中泊で使った人のレビューが印象的だった。
「外気温が氷点下2度であったにもかかわらず、暖房をつけなくても車内では薄いタオルケットと寝袋で十分でした」
ウレタンフォームの厚みがガラス面からの冷気をブロックしてくれる。窓ガラスって車内で一番熱が逃げる場所だから、そこを塞ぐ効果は想像以上に大きい。
夏場も、炎天下のコストコ屋上駐車場に1時間半停めて買い物後に戻ったら「車内温度がかなり低かった」というレポートもある。エアコン効率も上がるので、燃費向上にも一役買ってくれる。
気になるポイント:正直にデメリットも書く
ベタ褒めだけじゃ信用されないだろうから、気になった点も正直に。
1. リアガラスの吸盤が外れやすい
これは多くの人が指摘してるポイント。リアガラスには熱線(デフォッガー)が入っているため、吸盤がガラスに密着しにくい。2〜3時間放置すると外れてくることがある。
対策としては:
- ホームセンターで「吸盤用ベースシール」を購入して貼る(お風呂用のが最適)
- 吸盤の表面に水分を含ませる
- エーモンの剥がせるシリコン接着剤を使う(簡単に剥がせるので安心)
- 養生テープで補助する
正直、ベースシールはセット販売してほしいところだけど、1個40円で吸盤の追加販売もしてくれるので、アフターサポートはしっかりしてる。
2. 収納がかさばる
しっかりした作りの裏返しで、折りたたんでもそれなりの体積になる。ただ、リアの予備タイヤスペースに左右2分割して入れたら収まったという報告もあるので、工夫次第でなんとかなる。折り目がちゃんと付いてるので、畳みやすさ自体は問題ない。
3. ドライブレコーダーとの干渉
リアにドラレコを付けてる場合、シェードを上から被せる形になる。「ふくらみを付けてセットしたら装着できた」「少し隙間はできるけど落ちない」というレビューが多く、致命的な問題にはなりにくい。ただ、完璧なフィットは期待しないほうがいい。
4. 若干の隙間・光漏れ
縫製誤差1.0〜1.5cm程度は公式でも明記されてるし、車の個体差もある。数mm程度の隙間が出ることはあるけど、「実用上問題ない」「外から見たら全く見えない」という声が圧倒的に多い。完璧な密閉空間を求める人には向かないかもしれないが、車中泊・仮眠用途なら十分すぎる遮光性能だ。
カーテンとサンシェード、結局どっちがいい?
| 比較項目 | プライバシーサンシェード | カーテンタイプ |
| 取り付け | 吸盤で簡単脱着 | レール施工が必要 |
| 遮光性 | 窓全面を覆い高遮光 | 隙間から光漏れしやすい |
| 断熱性 | ウレタン芯材で高断熱 | 布1枚で断熱効果低い |
| 耐久性 | 日本製・高品質生地 | 使い捨てに近い製品も |
| 外観 | 濃いスモーク風で自然 | カーテン感が出る |
| 価格 | リアセット約18,900円 | 数千円〜 |
価格差は確かにある。でもカーテンタイプで「実質使い捨て」を繰り返すくらいなら、最初から専用設計のサンシェードを買ったほうがトータルでは安い。純正カーテンオプションと比べたらはるかに安いし、レール工事も不要だ。
リピーターが多いのが答え
このサンシェードの特徴的なところは、車を買い替えるたびにリピート購入する人が多いこと。
「毎回車を変えるたびに購入しております。値段はそこそこしますが、品質を考えたらこの商品一択です」
車を替えても、またわざわざ同じメーカーのシェードを買い直すって、相当な信頼がないとやらない。これがこの商品の実力を一番雄弁に語ってると思う。

外から見た時の「自然さ」が地味にすごい
車中泊してる時って、外からの見た目も気になるもんだ。銀マットをベタベタ貼った車は正直ちょっと目立つし、「あの車で寝てるな」感が丸出しになる。
このサンシェードは外から見ると濃いスモークガラスにしか見えない。黒一色で統一されてるから、パッと見では装着してることすらわからない。
「外からの見た目はかなり良いです。透過率の低いフィルムを貼ったみたいです」
見た目のスマートさは、防犯面でも大事なポイント。「車内に人がいる」とわかりにくければ、それだけで盗難リスクも下がる。
こんな使い方をしてる人もいる
- ディズニーランドの駐車場で車中泊(シェードの脱着がスムーズで車移動にも対応)
- サーフィン・海水浴後の着替え(完全目隠しで安心)
- スキー場での仮眠(防寒効果が高くて助かる)
- ワンコとの旅行(外が見えないと吠えないから助かるという声も)
- 仕事中の休憩・仮眠(トラック運転手さんにも好評)
- 災害時の車中泊対策(防災用品として備えてる人も)
購入前に知っておいてほしいこと
このリアセットにフロントサイド用は含まれていない。別売り。「フルセットだと思ったら後ろだけだった」という声がちらほらあるので、購入前に確認を。フロントとリア合わせると結構な金額にはなるけど、車中泊をガチでやるならフルセットがやっぱり最強。
あと、走行中は絶対に使わないこと。視界の妨げになるので危険。あくまで駐停車時専用だ。
結局、高い?安い?
18,900円。サンシェードとしては安くない。でも考えてみてほしい。
車中泊1泊でビジネスホテル代が浮く。2泊目からはもう元が取れてる計算だ。しかもこのシェードは何年も使える耐久性がある。車を手放すまで使い倒せる。
安い汎用品で「隙間が…」「吸盤が…」「すぐダメになった…」とストレスを抱え続けるのと、最初にちょっと奮発して快適な車中泊環境を手に入れるのと、どっちが賢いかは明らかだと思う。
「安いものを買わなくてよかったです」「今年買ってよかった商品のナンバーワンになりました」
半年迷ってから買った人が「買ってよかった」と言い、車を替えるたびにリピートする人がいる。「値段はするけど、金額に見合う商品」。それがこのサンシェードへの一番正確な評価だと思う。
まとめ:こんな人に向いてる
- ノア80系・ヴォクシー80系で車中泊をする人(ZWR80/ZRR80/ZRR85/ハイブリッド対応)
- カーテンの遮光性に不満がある人
- 銀マット自作から卒業したい人
- 外からの見た目もスマートにしたい人
- 夏の日差し対策・冬の防寒対策を一つで済ませたい人
- 長く使える品質のものが欲しい人
逆に、完璧な密閉性を求める人や、とにかく安さ重視の人には向かない。でも「ちゃんとしたものを一度買って、長く快適に使いたい」という人には、間違いなくおすすめできる。
車中泊の世界が変わる。大げさじゃなく、本当に。