Anker Soundcore Liberty 4 NC|「この価格でここまで?」購入者のリアルな声から見えた実力
通勤電車の中、カフェでの作業中、隣の部屋のテレビの音——。「もう少し静かな環境が欲しい」って、誰しも一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか。
ノイズキャンセリングイヤホンが欲しい。でもAirPods Proは4万円近くする。SONYのWFシリーズも3万円オーバー。「いやいや、イヤホンにそこまで出せないよ…」と諦めかけている人、けっこう多いはず。
そんな中で注目を集めているのが、Anker Soundcore Liberty 4 NC。価格は12,990円。1万円台前半で「ウルトラノイズキャンセリング3.0」を搭載し、LDAC対応のハイレゾ再生、最大50時間のバッテリー、ワイヤレス充電まで詰め込んだモデルです。
正直、スペックだけ見ると「盛りすぎじゃない?」って疑いたくなる。で、実際のところどうなのか。購入者さんたちの声をじっくり読み込んで、この製品のリアルな姿を掘り下げてみました。
まず結論から:評価4.50の理由が分かった
先に言っておくと、このイヤホンの満足度はかなり高いです。ただし「完璧」ではない。そこが逆に信頼できるポイントだなと感じました。
購入者さんたちの声で圧倒的に多かったのが、「ノイキャンに感動した」という反応。特に初めてノイズキャンセリングイヤホンを使う人の驚きが半端じゃない。
「イヤホンタイプのノイズキャンセリングは初めて買いました。ノイズキャンセリングを設定したとき吸い付くようにキュッとなって周りの音が小さくなり驚きました。」
この「キュッとなる」って表現、すごく分かりやすい。装着した瞬間に世界が変わる感覚を、まさにそう表現するしかないんですよね。
ノイキャン性能:AirPods Proとの比較で見えた「ちょうど良さ」
ノイキャンの性能を語るうえで避けて通れないのが、AirPods Proとの比較。実際にAirPods Proから乗り換えた人の声がかなり参考になりました。
「AirPods Pro初代の接続ができなくなり第2世代を買おうか悩んだけど4万円は高すぎってことで購入。音楽が聴けて通話できるのが目的でした。AirPods Pro初代との比較ですが私見では全てにおいて不満はありません。充電の持ちもはるかに良いし、音も良好。」
一方で、こんな正直な声も。
「AirpodsProの方がノイキャン機能に関しては優っています。しかしノイキャンがすごすぎて耳が痛くなることが多々ありましたので、程よいノイキャンの4NCの方が良いと個人的には思います。」
ここ、めちゃくちゃ大事なポイントだと思うんです。ノイキャンは強ければいいってもんじゃない。強すぎるノイキャンは耳への圧迫感がきつくて、長時間使えない。通勤や勉強で毎日何時間も使うなら、「程よい」方がむしろ正解だったりする。
以前のAnker製品(Soundcore Life A2 NC)からの買い替え組の声も印象的でした。
「A2もノイキャン機能有ですが大きな音のする電車などではノイキャンになってるのかも分からないぐらいでしたが、今回購入したLiberty4NCのノイキャンはとても優秀で、かなり騒音を抑えてくれます!」
旧モデルとは明らかに別次元の性能になっている、ということですね。

音質:デフォルトで「あれ?」と思っても焦らないで
音質に関して面白い傾向がありました。最初にデフォルト設定で聴くと「うーん?」となる人が一定数いるんです。でも、アプリでイコライザーをいじると化ける。
「音質はデフォルトでは???ってかんじだったのがアプリでEQいじったらめっちゃ良くなりました。とても良い買い物ができました。」
SoundcoreアプリにはHearIDという機能があって、自分の聴力に合わせて音を自動調整してくれます。この機能をちゃんと使うかどうかで、満足度がかなり変わってくる。
「アプリを使って、自分の聴力に合わせて設定できるのがすごく良かったです。充電もしやすいケースだし、音質も良くかなり重宝しています。」
買ったらまずアプリ入れてHearIDやる。これ、鉄則です。
LDAC対応なのでAndroidユーザーならハイレゾ再生も可能。ただしiPhoneはLDAC非対応なので、iPhoneユーザーはAAC接続になります。ここは購入前に知っておきたいところ。
バッテリー持ち:「全然減らない」の声が続出
スペック上は通常モードで最大10時間(ケース込み50時間)、ノイキャンモードで最大8時間(ケース込み40時間)。
「ワイヤレスイヤホンのバッテリー持ちが悪くなり、アンカーイヤホン初購入。毎日通勤で使用しても、全然バッテリーが減らない!!」
「ノイキャンモードでも電池持ちがよくて、そっちの方が好印象です」
10分充電で4時間再生できる急速充電にも対応しているので、「あ、充電忘れた」って朝でもなんとかなる。ワイヤレス充電対応なのも地味にありがたいポイント。置くだけでいいので。
装着感とフィット:意外と個人差がある
ここは正直に書いておきたい部分。装着感には個人差があります。
多くの人は問題なくフィットしているようで、こんな声も。
「ケースから取り出して耳に入れた際の、まるで型取りオーダーメイドかのような、吸い付くような装着感が癖になります。」
ただし、耳の形によっては最初うまくハマらないケースもあるようです。
「耳の形状には個人差があるようで、突起部を下にした位置では密着せず、装着状態が確認できるアプリの機能を使い突起部を斜め上へ跳ね上げた状態で密着する位置を見つけました。」
イヤーチップはXS/S/M/L/XLの5サイズが同梱されているので、まずは色々試してみることをおすすめします。アプリで装着状態のチェックもできるので、ぜひ活用を。
マルチポイント接続:スマホとPC、両方使う人にはかなり便利
2台の端末に同時接続できるマルチポイント機能。在宅ワーク中にPCで音楽聴きながら、スマホに着信が入ったら自動で切り替わる——みたいな使い方ができます。
「ノイキャン最高、マルチポイントも自動で音声が出てる方に切り替わる。操作もイコライザーもアプリで色々設定可能。音声再生中にイヤフォンを外すと自動で止まる機能も地味に便利で気に入ってます。」
ただし注意点として、マルチポイント接続時はLDACが使えない。ハイレゾで聴きたいときはマルチポイントを切る必要があります。
ここは気になった:正直イマイチな部分
良いところばかり書いても参考にならないので、購入者さんたちが感じた不満点もまとめておきます。
タッチセンサーの感度が良すぎる問題
「タッチセンサーの感度が良すぎるのか装着位置を直そうとすると意図せず作動をさせてしまう場合が多々あり設定をカスタムしました。」
イヤホンの位置を直すだけで曲が止まったりスキップされたり。ただ、アプリでタッチ操作のカスタマイズができるので、不要な操作を無効にすることで対処可能です。
ケースのサイズ感
「思ったよりサイズが大きかったのは残念ですが、使用感としては完璧でした」
充電ケースは約5.7 x 5.7 x 3.0cm、重さ約60g。AirPodsのケースと比べると一回り大きい。ポケットには入るけど、小さなポーチやバッグを使う人はちょっと気になるかも。
取扱説明書が分かりにくい
「グローバル版の商品であるから、商品取扱説明書が数ヶ国語で書かれているため、表現が簡潔すぎて非常に分かりにくい」
「取説が簡易的で、機械オンチな自分は初期設定に戸惑いました。充電する端子部分にシールが付いているとBluetoothが反応しない事が分からず、ペア設定に時間を要しました。」
初めてワイヤレスイヤホンを使う方は、開封したらまず充電端子のシールを剥がすこと。これ、意外とハマるポイントみたいです。
通話時の声のこもり
「ノイズキャンセリングはめちゃくちゃ良いです。ただ、声が少々籠った感じがします」
音楽再生には問題ないけど、通話品質にこだわる人は少し気になるかもしれません。ただ、6つのマイクとAIノイズリダクション搭載なので、相手に届く声はクリアだという声が多かったです。

同価格帯の競合と比較してみた
| 項目 | Soundcore Liberty 4 NC | SONY WF-C700N |
| 価格帯 | 約12,990円 | 約13,000円前後 |
| ノイキャン | ウルトラNC 3.0 (耳の形に合わせて自動調整) | デュアルノイズセンサー |
| バッテリー (NC ON) | 最大8時間 (ケース込40時間) | 最大7.5時間 (ケース込15時間) |
| LDAC対応 | 対応 | 非対応 |
| ワイヤレス充電 | 対応 | 非対応 |
| マルチポイント | 対応 | 対応 |
同価格帯で比較すると、Liberty 4 NCはバッテリー持ち・LDAC対応・ワイヤレス充電の3点で明確に優位。SONYのWF-C700Nは音質の自然さに定評がありますが、機能面ではLiberty 4 NCのコスパが光ります。
| 項目 | Soundcore Liberty 4 NC | Soundcore P40i |
| 価格帯 | 約12,990円 | 約7,990円 |
| ノイキャン性能 | ウルトラNC 3.0 | アダプティブNC |
| 音質 | 11mm大口径ドライバー LDAC対応 | 10mmドライバー LDAC非対応 |
| ワイヤレス充電 | 対応 | 非対応 |
身内対決も。Ankerの下位モデルP40iも高コスパで人気ですが、実際にP40iと迷って4NCを選んだ人の声がこちら。
「家族が使っているP40iと悩んでこちらを購入。ノイキャンが段違いで感動しました。お値段で迷いましたが、コスパ良いです!」
約5,000円の価格差で、ノイキャン性能・LDAC・ワイヤレス充電が付いてくる。ここに価値を感じるなら4NC一択でしょう。
こんな人に向いている・向いていない
買って幸せになれる人
- 電車通勤・通学で毎日使う人:ノイキャンの恩恵をフルに受けられる
- カフェや図書館で集中したい人:「図書館など、人が集まる場所での雑音がなくなり満足」という声あり
- AirPods Proは高すぎると感じている人:約3分の1の価格で「不満なし」の満足度
- バッテリー持ちを重視する人:NC ONでも40時間(ケース込み)は圧倒的
- AndroidユーザーでLDACを活用したい人
他の選択肢を検討した方がいい人
- iPhoneで「探す」機能を重視する人:AirPodsのような「探す」連携はなし
- 完全無音レベルのノイキャンを求める人:3〜4万円帯のハイエンド機には及ばない
- とにかく小さいケースが良い人:ケースはやや大きめ
プレゼントとしても実は優秀
購入者の声を読んでいて気づいたのが、プレゼント購入率の高さ。高校入学祝い、大学入学祝い、誕生日プレゼント、クリスマスプレゼント…。お子さんや甥っ子・姪っ子への贈り物として選ばれているケースがかなり多い。
「高校入学祝いで購入しました。価格ー音質-ノイズキャンセリングの機能のバランスがとても良いと思います。」
「娘へのプレゼントとして購入。ピンクのイヤホンを欲しがっていたので、とても喜んでいました。性能も良く、かなり満足しているようです。」
カラーバリエーションが豊富(ブラック、ネイビー、ピンク、ホワイト)なのも贈り物に向いているポイント。ピンクは「派手すぎずキレイで上品め」、ネイビーは「落ち着いた綺麗な色」と評判です。
ただし、ひとつだけ注意。梱包について厳しい声もありました。
「梱包が雑すぎて思わず写真を撮ってしまうほどでした。梱包のせいかわかりませんが、左のイヤホンに傷がついた状態で届きました。」
プレゼント用で購入する場合は、届いたら一度中身を確認してから渡した方が安心です。万が一の初期不良もAnkerのサポートは対応してくれるようですが、時間に余裕をもって購入しておきましょう。
日常のいろんなシーンで使えるか?
勉強:音楽なしでノイキャンだけONにして耳栓代わりに使っている人も。「音を流していなくてもノイズキャンセリングさせるので、耳栓としても使えます」とのこと。集中モードに入りたいときに重宝します。
ゲーム:「アプリと連携してゲームモードをONにしたら音のズレもほとんどなく快適にゲームができています!」低遅延モードがあるのは嬉しい。
通話・テレワーク:6マイク搭載のAIノイズリダクションで、相手にクリアな声を届けられる。「相手の声とかも聞きやすいです」という声も。
運動:IPX4防水対応なので汗や小雨は問題なし。ただしウイングチップはないので、激しい運動だとズレる可能性は頭に入れておいた方がいい。
睡眠:こんな使い方をしている人も。「壁薄物件に住んでるんで、これをつけて適当なリスニング音楽を流して寝れば近隣の雑音が気にならなくなる」——これ、騒音に悩む人にとってはかなり有益な情報。
アプリは入れた方がいい?→入れてください
Soundcoreアプリなしでも使えますが、入れないのはもったいない。できることが全然違います。
- HearIDで自分の聴力に合わせた音質調整
- イコライザーのカスタマイズ
- ノイキャンモードの切り替え・強度調整
- タッチ操作のカスタマイズ
- ゲームモードのON/OFF
- 装着状態のチェック
- ファームウェアアップデート
ただし「アプリの初期登録がうまくいかなかった」「どこまで無料でどこから有料なのか分かりにくい」という声もあったので、最初だけ少し我慢が必要かもしれません。
まとめ:1万円台で「ここまでやるか」という一台
完全に正直に言うと、3万円台のハイエンド機と比べたら差はあります。ノイキャンの遮音力、音質の繊細さ、通話品質——どれも突き詰めれば上には上がいる。
でも、1万円台前半でこれだけの体験ができるのは、やっぱりすごい。
購入者さんの声で何度も出てきた「この値段でこの性能」という言葉が、このイヤホンの本質をよく表しています。完璧を求めるんじゃなくて、日常使いで十分すぎる性能を、手の届く価格で手に入れたい。そういう人にとっては、現状ベストな選択肢のひとつだと思います。
3台目を買って家族全員でお揃いにしている人もいるくらいですから。それが全てを物語っているんじゃないでしょうか。
※本記事は実際の購入者レビューをもとに構成しています。個人の感想であり、効果を保証するものではありません。