エプソン互換インク「IC6CL70L」を本音でレビュー|純正の1/3以下でここまで使えるのか検証
「またインクが切れた…」
エプソンのプリンターを使っていると、この言葉を年に何度つぶやくでしょうか。
純正インクを買い続けていると、ふと計算してしまうんですよね。「あれ?このペースだと新しいプリンター買えちゃうんじゃ…」って。
そんな悩みを抱えて、私と同じように「IC6CL70L」のさくらんぼマーク互換インクにたどり着いた人は多いはず。でも実際のところ、互換インクって本当に使えるのか。発色は?目詰まりは?プリンターが壊れたりしない?…不安は尽きません。
そこで今回は、実際に購入した方々の生の声を徹底的に読み込み、この商品のリアルな実力を丁寧にまとめました。数年単位でリピートしている方の長期使用レポートも含めて、購入を迷っている方の判断材料になれば嬉しいです。
まず結論:こんな人には「買い」、こんな人は「純正」がいい
100件近くのレビューを読み込んで見えてきた、この商品の立ち位置をまとめます。
| こんな人にはおすすめ | こんな人は純正のほうが安心 |
| 家庭で年賀状・書類・写真を印刷する人 インクの減りが早くて困っている人 色ごとの消費バランスを調整したい人 コストを抑えたい大量印刷派 | 写真の長期保存が最優先の人 メーカー保証を絶対に使いたい人 業務用で色再現性が命の人 |
まず驚いたのは「6色を自由に選べる」仕組み
この商品、ただの6色セットではありません。
ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー・ライトシアン・ライトマゼンタの中から、6本を自由に組み合わせられるんです。
これ、地味なようでとても大きなポイント。なぜなら、プリンターのインクって色ごとに減るペースが全然違うから。
「6色パックで選べないと、残るインクが毎回同じになってしまうから。1色ずつ色が選べるので、たくさん使うブラックを多くしたり好みでもしくは在庫状況で変えられるのでとても満足です」(エイプリル0422さん)
「次回はライト色のかわりに黒を選択したいと思います」(源2000さん)
娘さんがレポート作成でひと月12本もインクを消費するというご家庭のレビューもありました。文書印刷中心ならブラック多め、年賀状シーズンはカラー多め、という選び方ができるのは本当に助かります。
一番気になる「発色」は純正とどう違うのか
互換インクを使う上で、誰もが一番不安になるのがこの点ですよね。私もそうでした。
レビューを読んでいて印象的だったのが、aiai120604さんの1年半の経年比較です。
「2014年用の年賀はがきを、純正インクで印刷したものと、この代替インクで印刷したものを見比べてみたけど、ほとんど見分けが付かなかった。(中略)1年半前に印刷した年賀はがきを見比べても、どちらが良いとは言えないレベルでした」
これは互換インクのレビューの中でも、かなり珍しい長期テスト報告。耐光性まで含めて「純正とほぼ同じ色褪せしかしていない」という評価は、かなり信頼できる情報だと思います。
他にも発色については、こんな声が多数並んでいます。
- 「太陽光の下で見ると、若干色の違いはあるけれど、優劣がある感じではない」
- 「写真も純正と変わらずばっちり仕上がりました」
- 「純正の方がほんの少しだけ青味が強い?でもどちらも問題なし」
- 「メニュー作成で写真多用。純正と比べても遜色ない」

コスト面は「★10つけたい」レベル
hakomaru44さんの投稿が個人的に一番刺さりました。
「ハードに使用してる方ではないですが純正のインクだったら月1~2万円ほどインク代がかかるのではないでしょうか。この商品のおかげでかなり助かってます。むしろこの商品がなかったら今使っているEP社のプリンターは速攻廃棄しているでしょう。(中略)印刷コストという点では純正と比べるならば★5どころか★10ですね」
6本セットで958円(送料込み)という価格は、正直異次元です。純正1色分にも満たない金額で6色揃うわけですから。
1・2・3さんの「以前は純正品を使っていたけど、値段が全然違うので元には戻せませんね」という一言が、一度使うとリピートしてしまう理由を端的に表しています。
ICチップ搭載でインク残量もしっかり表示
互換インクで意外と重要なのが、ICチップの品質。これが安物だと、プリンターに認識されなかったり、残量表示がおかしくなったりします。
この商品は業界最大手APEX社製の最新ICチップを採用。レビューでも認識トラブルの報告はほぼ見当たりません。
「インクだけじゃなくて、カートリッジ形状で基盤もついていて、インク残量も問題なく表示できるのなら文句ナシ!」(日比谷太郎さん)
「残量表示も問題なく、認識されて満足です」(多数)
正直にお伝えしたい「マイナス点」
良いことばかり書いてもリアルじゃないので、レビューで指摘されている気になる点もしっかりお伝えします。
1. プリンターに毎回「純正ではありません」と表示される
これはエプソン側の仕様なので仕方ない部分。「はい」を押せば問題なく動きますが、毎回出るので煩わしく感じる方もいるようです。
「交換の度にいちいち純正じゃないけどいいですかと聞いてきますが、逆にそのおかげでお前はこの家にいられるんだぞと言って聞かせてます」(hakomaru44さん)…というユーモアのあるコメントに思わず笑ってしまいました。
2. カートリッジ交換時にインクが手に付くことがある
複数のレビューで指摘されているポイント。
交換の際は使い捨て手袋を用意しておくと安心です。
3. 減りが少し早く感じる場合がある
「純正のとほぼ変わらず印刷できたからよかったです。でも何枚か印刷するとインクが無くなるのは早いです」(購入者さん)
ただ、これは価格差を考えると十分に許容範囲という声がほとんど。
4. 目詰まりがごく稀に起きる
タイ3595さんのご指摘では「純正よりノズル詰まりがやや起こりやすく感じる」とのこと。対策としては、日比谷太郎さんの「最低月イチで何らかの印刷を行う」という習慣が有効です。

トラブル時の対応は「早くて丁寧」
互換インクで不安なのが、万が一の不具合時の対応。
この点についてのレビューが印象的でした。
「イエローが認識しないとでて焦り不安ですぐ連絡し、変わりのインクを早急に送ってもらい、今度はちゃんと認識出来ました。早い対応とても助かりました」(購入者さん・EP-805AW使用)
購入日から3年間の長期保証が付いていて、国内コールセンター(平日10時〜17時)で日本人スタッフが対応してくれるのも安心材料。海外の怪しい互換品とは一線を画すサポート体制です。
対応プリンターを再確認
念のため、使える機種をおさらいしておきます。お手持ちのプリンターが該当するかチェックしてください。
- EP-306 / EP-315
- EP-706A / EP-775A / EP-775AW / EP-776A
- EP-805A / EP-805AR / EP-805AW
- EP-806AB / EP-806AR / EP-806AW
- EP-905A / EP-905F / EP-906F
- EP-976A3
「さくらんぼ」マークのインク(IC70シリーズ)対応機種ならOKです。
配送スピードがとにかく速い
レビューで意外なほど多かったのが「到着の早さ」への称賛。
- 「昨日の午後に購入し、もう今日届きました」(銀ダラさん)
- 「翌日にはもう届いていて非常に助かりました」(購入者さん)
- 「昨日注文したばかりなのに、なんと次の日の午前中に届きました」(kikkiさん)
「インク切れで焦っている時に、すぐ届く」というのは、実使用においてかなり重要なポイントですよね。
長年のリピーターが語る「買い続ける理由」
この商品の本当の強さは、何年も使い続けている人がいること。一度使って「やっぱり純正に戻す」ではなく、何度も同じ商品を選び直しているという事実が、品質への信頼を物語っています。
「数年来のリピーターです。純正に比べ遜色なしでコスパが良い。ノズルクリーニングにもためらいなしです」(yukachu914さん)
「代替インクは、カートリッジに穴を開けて注入するタイプの頃からいろいろ使って来ているけど、ようやく満足できる商品に出会いました。このまま末永く販売を続けて欲しいです」(aiai120604さん)
この「安心してノズルクリーニングができる」という感覚、純正ユーザーなら共感できるはず。1回のクリーニングでインクをごっそり消費するあの恐怖から解放されます。
こんな使い方をしている人が多い
レビューから見えてくる、実際のユーザーの使い方をまとめました。
- 年賀状印刷(圧倒的に多数)— 写真入り年賀状もきれいに仕上がる
- 文書・レポート印刷 — 学生のお子さんがいる家庭で大活躍
- CD/DVDレーベル印刷 — インクの減りが早い用途にぴったり
- 資料のカラー印刷 — 発色に問題なし
- 写真印刷 — 日常使いなら純正との差は感じない
一方、長期保存が前提の写真については「アルバムに入れる」「ラミネート加工する」などの工夫をしているユーザーが多く、この点は純正との違いを意識しておいたほうが良さそうです。
まとめ:家庭用途なら「買わない理由がない」
100件近いレビューを読み込んで、私なりの結論です。
家庭での日常印刷(年賀状・書類・普通紙への写真印刷)が目的なら、買わない理由が見つかりません。
純正との比較で言えば、
・発色:ほぼ同等
・耐光性:日常使用では問題なし
・認識:ICチップの精度が高い
・価格:約1/3〜1/5
・サポート:3年保証・国内対応
デメリットは「純正ではありません」の表示と、稀な目詰まりくらい。これだけのコストパフォーマンスを前にすれば、受け入れられる範囲です。
「インク代が家計を圧迫している」
「でも印刷は減らせない」
そんなジレンマから解放してくれる1品。まずは1セット試してみて、ご自分の用途に合うか確かめてみるのをおすすめします。
迷っているなら、今のインクが切れる前にストックしておくのが正解。レビューでも「在庫用」「予備用」として買う方が多いのは、いざという時に慌てないための知恵なんだと思います。